番組内ではリスナーから「今まで最も過酷なロケは」という質問に、木村は数多くの主演ドラマの中から極寒ロケが続いた『南極大陸』(TBS系)や、やったこともないアイスホッケーをしなければならなかった『プライド』(フジテレビ系)などを挙げた。その中で、「年末にやってる“笑っちゃいけないやつ”とか、厳しくないですか?」と話が移った。番組内で行われる“タイキック”の話では浜田が「アレ、痛いねん」と話すと「オマエ、出ろ!」といきなり出演オファー。しかも「タイキック受けろや!」と笑わせる側ではなく、バツゲームを受ける側としての出演オファーだったのだ。木村も「俺がタイキック受ける方なんですか?」と困惑しながらも、「呼んでいただければ」と出演を快諾した。
今までは紅白歌合戦に出場していたため、出演することもできなかったであろう人気番組に木村が出演となれば、話題もアップだろう。しかし、ある芸能プロ関係者はこう語る。
「これまで木村さんは映画の宣伝などで『モニタリング』などのバラエティー番組にも出ていますが、テレビ局側の忖度があるのでしょう。やっぱり“カッコいいキムタク”で終わってしまうのです。『絶対に――』のように罰ゲームを受ける側であると、そのカッコいいキムタク像は崩れるかもしれませんが、それが果たして木村さんにとってプラスなのかどうか。SMAPの解散騒動のことがあって、いろいろキャラクターを変えたいのかもしれませんが、ドラマでも映画でも何だかんだで話題作を出せているのは、カッコいいキムタクがあるからではないかと思うんですが…」
中途半端な出演をすれば、それこそたたかれかねないのが『絶対に――』だ。出演そのものが実現するかどうかも注目だが、“内容”によっては致命傷になりかねない。果たして…。