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『グランメゾン東京』佐藤浩市の息子・寛一郎の演技力に絶賛! 父と比べられるのは「嬉しくない」?

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佐藤浩市

 木村拓哉主演の日曜劇場『グランメゾン東京』(TBS系、夜9:00〜放送)の第6話が24日に放送され、視聴率が11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)であると報道された。

 本作は岸田周三氏やトーマス・フレベル氏などの世界的なフレンチシェフが監修を務める料理ドラマである。ストーリーは、過去にフランスの官僚とトラブルを起こした料理人・尾花夏樹(木村拓哉)が、ひょんなことから女性料理人・早見倫子(鈴木京子)と出会い、二人でフレンチレストラン「グランメゾン東京」を立ち上げ、仲間たちと力を合わせて三ツ星獲得を目指す――というものだ。

 第6話では、尾花の元で働くアルバイト料理人・芹田公一(寛一郎)の葛藤や成長が描かれ、芹田を演じる若手俳優・寛一郎の演技に注目が集まっている。芹田は自分の作ったまかないが仲間たちに酷評されて傷付きながらも、仕入れ先の魚屋でバイトを始めたり、尾花や倫子の会話をメモに取ったりしながら、必死で料理を覚えようとする。ある日、芹田は勝手に厨房で魚をさばき、尾花から厳しく非難される。今まで尾花たちが自分に料理を教えてくれなかったことや、ずっと皿洗いばかりさせられていたことの不満が爆発し、芹田はグランメゾン東京を辞めてしまう。その後、ライバル店の「gaku」のオーナー江藤不三男(手塚とおる)に店のレシピを渡すというスパイ行為を働くが改心し、尾花たちに土下座をして謝罪。再び店で働くという展開に。

 視聴者からは「土下座するシーン、直視できないほど痛々しかった…。寛一郎くん眼力とか佇まいとかも含めて演技うますぎ」「喜怒哀楽の表情がめちゃくちゃ上手いしリアル。思わず感情移入しちゃう。これは七光りじゃない演技力だな」と寛一郎の演技を絶賛する声が集まっている。

 寛一郎と言えば、父に佐藤浩市、祖父に三國連太郎を持つ三世俳優である。デビュー作である2018年公開の映画『菊とギロチン』(2016年に撮影)では、大正末期のアナキスト集団「ギロチン社」のメンバーである古田大次郎役を演じた。平等な社会を目指して奮闘するという情熱的な役どころと演技が評価され、第92回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞や第33回高崎映画祭の最優秀新進俳優賞などを受賞した。2017年公開の映画『心が叫びたがってるんだ。』では、髪を丸坊主にして夢に破れた野球少年・田崎大樹を演じ、その繊細な演技力が大きな反響を呼んだ。

 過去のインタビューでは、父や祖父と比べられることに対し、「うれしくはないですけど、慣れています」と語っていた寛一郎。さらに、幼いころに撮影現場に連れて行ってくれた父に対し、同じ俳優として尊敬していると発言していた。佐藤浩市と三國連太郎の確執は芸能界でも有名だが、寛一郎と佐藤浩市の場合は、それほど険悪な関係ではなさそうだ。

 「本作の視聴者の中には、今回の第6話で初めて寛一郎の演技力に気付いた人や、彼が三世俳優であることを初めて知った人も多くいました。佐藤浩市や三國連太郎を知るファンからは『大きな目とか困り眉な感じが佐藤浩市に似てる!』『口元とか鼻は若いころの三國連太郎の方に似てるね』『今は粗削りな部分もあるけど、いつかお父さんやお祖父さんみたいな大物俳優になってほしい』という声も挙がっています。若手俳優の中でも、特に期待されている人物と言えるでしょう。」(ドラマライター)

 注目度が高い日曜劇場の枠で大きな爪痕を残した寛一郎。果たして、今後はどのような活躍を見せてくれるのだろうか。彼の今後の活躍と、ドラマ内での役どころに注目したい。

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