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39歳の海上自衛隊員が下着ドロ バッグから92点の女性用下着が見つかる

 国の安全を守るべき自衛隊員が、あろうことか常習の下着泥棒だった。

 神奈川県警鶴見署は6月24日、民家の敷地に侵入し、女性の下着を盗んだとして、海上自衛隊厚木航空基地隊の男性三等海曹(39=同県綾瀬市)を逮捕した。

 調べに対し、三等海曹は「盗んだことは間違いない。女性の下着に興味があった」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、昨年7月上旬頃から8月下旬頃までの間、同県横浜市鶴見区のアパートの敷地に侵入し、1階に住む女性保育士(27)方のベランダに干してあったブラジャーとパンティ計2枚を盗んだとしている。

 同署によると、同基地内で5月30日に所持品検査を行ったところ、三等海曹の部屋のキャリーバッグの中から、女性用下着計92点が見つかって発覚。6月9日に、厚木警務分遣隊が同署に相談した。

 当初、三等海曹は「拾ったもの」として、容疑を否認していた。しかし、その後の調べで、逮捕容疑の2点を含む60点については、「横浜、東京都、埼玉県、茨城県などで盗んだ。残りは購入した」と供述。同署では裏付けを進めている。

 三等海曹の言っていることが真実だとして、下着60点を盗むとなると、1回や2回でできるはずもなく、相当の常習犯。

 本来なら、海上で国防に心血を注がなければならない立場。それなのに、関東近県の広範囲の地域に繰り出して、下着泥棒を続けていたとは、なんとも情けない話だ。
(蔵元英二)

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