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大阪府警の巡査長が出勤途中に電車内で痴漢行為

 京都府警鉄道警察隊と伏見署は6月13日、電車内で女性の体に触ったとして、府迷惑行為防止条例違反の疑いで、大阪府警茨木署地域課巡査長・北口俊成容疑者(38=同府京田辺市三山木南山)を現行犯逮捕した。

 同署によると、北口容疑者は「間違いありません」と容疑を認めており、余罪がないか調べる方針だ。

 逮捕容疑は、13日午前7時半頃、京都市伏見区の近鉄京都線・丹波橋〜竹田間を走行中の電車内で、京都府内の女性会社員(26)の左太ももを触った疑い。

 府警によると、7日に別の女性から、近鉄電車の同線の電車内で痴漢をされたとの被害相談があった。女性はスマートフォン(多機能携帯電話)で犯人の顔を撮影しており、私服捜査員が13日朝から警戒していた。写真の男と似ていた北口容疑者を捜査員が発見。会社員女性の体を触ったため、取り押さえた。

 北口容疑者が勤務する茨木署によると、この日は午前9時から勤務する予定で、出勤途中だったという。

 大阪府警の平井公雄監察室長は「現職警察官が逮捕され、誠に遺憾。京都府警の捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」とコメントした。

 警察官が痴漢行為で逮捕されたというだけでも、ショッキングなのに、これから、職務に臨もうという時に、電車内で女性の体をお触りしていたとは、開いた口がふさがらない。厳重な処分を受けても、いたしかたないだろう。
(蔵元英二)

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