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“パロディドラマ”の悪評返上 『ストロベリーナイト』が「前作を超えた」と好評だった理由

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二階堂ふみ

 木曜ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)の最終話が20日に放送され、平均視聴率が7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが分かった。前回第10話の6.2%からは1.7ポイントのアップで自己最高視聴率を記録。全話平均視聴率は6.6%となった。

 最終話は、ブルーマーダー事件を追いかけていた姫川(二階堂ふみ)が犯人の木野(要潤)を逮捕する。しかし、指名手配犯の岩渕(大下ヒロト)を張っていた菊田(亀梨和也)らが捕らわれてしまい――というストーリーが描かれた。

 誉田哲也の「姫川玲子シリーズ」(光文社)を原作に、10年から竹内結子主演で実写化されていたストロベリーナイト。放送開始前後は悪評を集めていた『サーガ』だが、最終回を終え、意外な高評価の声が集まっている。

 「実は、山本耕史が演じた、牧田が出演した第7話を契機に、『サーガ』を評価する声が高まっていきました。牧田は姫川と禁断の恋に落ちてしまうという役どころですが、色気もありつつ刑事すら魅了するヤクザという役どころに、視聴者からは『山本耕史はハマリ役』という絶賛の声が殺到。相対的に二階堂演じる姫川への評価も上がっていった形になりました」(ドラマライター)

 また、最終回放送後は、「前作よりもよかった」という声まで聞かれ始めたという。

 「今作では、姫川と菊田の関係性があまり進展しなかったことに対して、不満の声も聞かれていましたが、それが『竹内結子のときよりも姫川が女アピールしなくてよかった』『トラウマを乗り越えながら仕事に専念する刑事感は竹内結子よりも二階堂ふみの方が上手かったかもしれない』と、“オリジナル版超え”の絶賛を生むことに。最終回でも、ピンチを共に乗り越えた姫川と菊田の絆は強まり、菊田は『今度は本当に俺が主任を支えますから。部下の一人として』と、姫川に仕事仲間アピール。姫川も嬉しそうにほほ笑むシーンがありましたが、余計な恋愛沙汰を起こさなかったことが、逆に視聴者の評価を高めたようです」(同)

 続編や映画化への期待の声も出るようになった本作。当初悪評集めた『サーガ』だったが、結果的には成功を収めることができたようだ。

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