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2016年下半期大注目の女お笑い芸人はコイツらだ

 次の日曜日(10月2日)、『キングオブコント2016』(KOC)の9代目王者が決定する。漫才の“M-1グランプリ”、ピン芸人の“R-1ぐらんぷり”と並ぶ、ゴールデンタイムのメジャーコンテスト。優勝すればもちろんのこと、せずともインパクトを残せば、翌日から仕事がグンと増えるだけに、奇跡に期待をかけたい。

 コント界が盛り上がるなか、現在は各地で“M-1”の予選が実施中。KOC決勝の翌3日から、2回戦がスタートする。今年も熱いバトルが展開中だが、関西発の女性漫才コンビで注目株が2組いる。1組目は、尼神インターだ。

 昨年は、関西の登竜門的な大会『オールザッツ漫才2015』で優勝し、“M-1”でも準決勝まで進出。今年は『第37回ABCお笑いグランプリ』で決勝に初進出し、この1年でかなり結果を残している。

 かつて、おかずクラブが売れるきっかけをつかんだ『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の若手発掘企画「おもしろ荘」でも、ナイナイや出川哲朗などをうならせている。『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の若手企画「お笑イミグレーションNEXT!」にも出演し、不細工キャラの誠子、ヤンキーテイストが抜けない渚は、それなりのインパクトを残した。コントも漫才もできるオールラウンドプレイヤー。話術は、ほんものだ。

 同じく、将来的には、上方女流漫才師の一角に食い込むであろうと思えるのは、Aマッソ。加納・村上そろって短髪で、地味なシャツにパンツという、きわめてオーソドックスな出で立ち。お世辞にも、タレントオーラがあるといえないが、ネタの展開やツッコミ、たとえが実に巧妙。加納の口から出る言葉の数々は、秀逸としかいいようがなく、いい方向に推測を裏切る腕がある。

 元松竹芸能所属だっただけに、“西の女”のイメージが強いが、現在の所属は意外にも、ワタナベ・エンターテインメント。それでもいい意味であか抜けていないが、漫才の爆発力は絶対的。男性ファンも、斜に構えてみるお笑い通も、思わずうならせ、共感させられるワードが、必ずどこかにあるのだ。

 今年のKOCのファイナリストは、男性ばかり。昨年の“M-1”も同様で、これまでに女性コンビとして爪痕を残したのは、アジアンぐらい。バラエティ番組でも、おかずクラブとメイプル超合金・安藤なつに続くネクストブレイクが、まだ出現していない。今年下半期に向けて、女芸人界に変革は起こるか。西の2組に期待したい。

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