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サッカーW杯 西野ジャパンが100%空中分解するハリル爆弾

 サッカー・ロシアワールドカップ初戦のコロンビア戦(6月19日)を前に西野ジャパンに空中分解の危機! 4月に解任されたハリルホジッチ前監督が、子飼い選手の総落選で怒りが爆発。「女性スキャンダル暴露」など3つの爆弾で報復準備――。

 日本サッカー協会の幹部たちが、この時期に本来躍起となるべきことと言えば、W杯予選の1次リーグで対戦するコロンビア、セネガル、ポーランドのチーム状況の掌握である。しかし、今回のロシアW杯での同協会幹部たちは、国内のメディア報道に目を向けているというから驚く。
 「日本代表に関する人物のスキャンダルが一部週刊誌に掲載されるという情報が飛び交っているのです。ターゲットにされているのが、ハリルホジッチ前監督の後釜に座った西野朗監督(63)。早大ア式蹴球(サッカー)部の1年後輩である岡田武史元日本代表監督が、『(西野氏は)大学時代からモテモテで練習場は出待ちのファンでいっぱい。プロ野球選手以上に人気があった』と話すように、日立の選手時代を経てJリーグの監督になってからも、女性の噂が絶えません。2015年にJ1名古屋の監督を退き、協会の技術委員長という裏方に回ったことで表面化しませんでしたが、代表監督に就いたことで、誌面化の準備が進められているのです」(スポーツ紙デスク)
 厄介なのは、この「紙爆弾」のネタ元の一つが、ハリルホジッチ支持派の協会関係者や選手ということ。また、「文春砲」や「新潮砲」も発射の準備を進めているという。

 日本サッカー協会は5月31日、東京都内のホテルで田嶋幸三日本サッカー協会会長、関塚隆技術委員長、西野朗監督が出席して記者会見を開き、6月14日開幕のW杯ロシア大会に出場する日本代表メンバー23人を発表した。
 主将のMF長谷部誠(34=ドイツ・フランクフルト)やDF長友佑都(31=トルコ・ガラタサライ)、MF本田圭佑(32=メキシコ・パチューカ)、MF香川真司(29=ドイツ・ドルトムント)、FW岡崎慎司(32=イングランド・レスター)ら前回の2014年ブラジル大会経験者から約半分の11人を選出。その一方で、MF井手口陽介(21=スペイン・クルトゥラル・レオネサ)、FW浅野拓磨(23=ドイツ・シュツットガルト)、MF三竿健斗(22=鹿島)らの“ハリルチルドレン”が落選した。
 これに恨み骨髄なのが、4月7日に代表監督を解任されたハリルホジッチ氏。なぜなら落選した3人はハリル氏が重用した期待の若手であり、それに対し本田と香川がクーデターを起こし、西野政権を誕生させた背景が怒りを増長させているというのだ。

 ブラジルW杯当時と違い、不動のレギュラーだった本田はイタリアの名門ACミランから僻地メキシコに移籍。香川、岡崎は所属クラブでも出場機会が減っている。ハリルホジッチ氏は、W杯出場を決めた昨年8月のオーストラリア戦ではともに先発メンバーから外し、井手口、浅野、宇佐美貴史、杉本健勇などを起用した。
 「2020年東京五輪を見据えて若手に切り替えたのです。ただし、チームが機能しない局面では、ベテランの力を必要とし、本田と香川らをスーパーサブにまわしました。ところが、彼らは、ベンチに座ることを潔しとしません。そこからクーデターが始まったのです」(サッカー専門誌記者)

 本田が田嶋会長にメールを送り、「ハリルホジッチ、選手(本田と香川)のどちらかを代えてほしい」と要求。キリン、アディダス、テレビ局を味方に付けた選手側が勝利したと言われる。
 商品を売り、視聴率を上げるには本田、香川、岡崎らのビッグネームは不可欠だ。協会としても彼らを起用して予選敗退しても、言い訳ができ、責任問題にはつながらない。しかし、これで矛先を収めるようなハリルホジッチ氏ではない。

 先のスキャンダルリークに加え、元名古屋グランパスの選手・監督であったストイコビッチ氏と同盟し、西野監督に刺客を差し向けようとしているのだ。ハリルホジッチ氏は旧ユーゴスラビアのボスニア出身。ストイコビッチ氏は旧ユーゴのセルビア出身。さらにオシム元代表監督もボスニアの出身だ。その後ろ盾には、川淵三郎元サッカー協会会長がおり、連携して侍ジャパンを内部から揺さぶる。さらに楽天・三木谷浩史会長に接近し、外部からも圧力をかけるという。
 「これまで日本のサッカーは代表チームが人気で、Jリーグは下に見られていた。これは日本だけの傾向で、実は世界中どこの国でも国内リーグの方が人気が高い。ここにきて三木谷氏が率いるヴィッセル神戸が現役スペイン代表イニエスタを獲得し、監督も大物外国人を連れてくるという噂がある。この神戸に、ハリルチルドレンたちをかき集めようと連絡を取っているという情報もある」(関西のJリーグ監督)

 Jリーグを盛り上げることに手を貸すことで、西野ジャパンと日本サッカー協会に借りを返す…。W杯の場外乱闘も白熱化している。

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