一方、期待に反して大コケしているのが新垣結衣主演の『獣になれない私たち』(日本テレビ系)と、有村架純主演の『中学聖日記』(TBS系)だ。
新垣の“けもなれ”の視聴率は初回11.5%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)、第2話8.5%、第3話8.1%、第4話6.7%。有村の“中学聖”は初回6.0%、第2話6.5%、第3話6.2%、第4話5.4%と推移している。
「“けもなれ”は、16年に大ヒットした『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で新垣とタッグを組んだ野木亜紀子氏の脚本であるため、放送前は視聴者の期待を大きく集めました。しかし初回で見限られ、2話目から急降下。明るいラブコメを期待されていたが、パワハラやダメな彼氏に振り回される展開が悪い意味での裏切りになったようですね。見ていて疲れる内容ではなく、『ただただ笑顔でかわいい新垣が見たい!』が視聴者の本音のようです」(芸能ライター)
一方、“中学聖”は最初から低空飛行だ。
「有村演じる女教師が、教え子の男子中学生に引かれるという設定が気持ち悪い。淫行騒動が話題になっている昨今に、こんなドラマが受けるはずもありませんね。ただ、有村の胸揺れシーンや、ツッコミどころ満載の展開から、ネタドラマとしての地位を確立。予告動画の再生数も多いので、ある意味成功なのかもしれませんが…」(同・ライター)
2人とも今までとは違うキャラに挑戦しようと今作に出演したはずだが、経歴に泥を塗ることに。新境地を開くのは、それだけ難しいということなのだろう。