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王者危うし?ソフトバンクを襲う止まらない負の連鎖

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デニス・サファテ

 現在パ・リーグ首位の西武と2ゲーム差の2位につけている昨年の日本一チーム・ソフトバンク。18日に行われた試合で楽天を破り5連勝を飾るなど、一見調子は良さそうに見えるが、その一方でチームの陣容には亀裂が走っている。

 18日の試合前に発表された出場選手登録・登録抹消に関する公示によると、チームの絶対的守護神であるデニス・サファテ、そして、この日までチーム内首位打者の中村晃の2名が登録を抹消された。特にサファテに関しては、治療のためにアメリカに一時帰国を強いられたという報道もあることから、離脱が長期に及ぶ可能性も出てきている。

 加えて、この日の試合でも5回に柳田悠岐が右足に自打球を直撃させ、7回には内川聖一が右膝に死球を受けるなどアクシデントが続出。柳田はその後最後まで試合に出続けていたことから、大事には至っていないようだが、内川は途中交代を余儀なくされており、死球の影響が心配されている。

 試合には勝利したものの、また1つ不安要素が増えてしまったソフトバンク。もし内川が離脱ということになれば、いよいよ台所事情は火の車だ。

しかも、離脱者の続出が今に始まった話ではない、というのもまた苦しいところで、2018年に入って以降投手陣では、五十嵐亮太・松本裕樹・和田毅・岩嵜翔、そして野手陣では、高谷裕亮(17日に一軍登録)・明石健志(18日に一軍登録)・栗原陵矢・九鬼隆平といった選手たちが怪我に見舞われている。

 中でも、高谷・栗原・九鬼の捕手陣が相次いで離脱したことは、チームに大きな痛手を与えており、17日の高谷復帰までチームは正捕手の甲斐拓也に代打も出せないという苦境に陥っていた。また、こうした捕手難もあってか、チームは18日に日本ハムから捕手・市川友也を金銭トレードで獲得したことを発表している。

 球界随一の選手層を誇るソフトバンクだが、こうも離脱者が多いと、さすがに首が回らなっていくことは想像に難くない。シーズンはまだまだ序盤だが、早くも踏ん張りどころを迎えている。

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