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ヤクルト監督にクロマティ氏が逆指名? 球団買収に『LIXIL』の影

 「黒星という出血を完璧に止めるには、時に監督やフロントもショッキングな変化をしなければいけない」今季最下位でもがくヤクルトに、巨人の元外野手のウォーレン・クロマティ氏(65)はこう語った。

 先日、監督通算1000勝を達成した巨人・原辰徳監督の表彰式に、ともにクリーンアップを担った“最強助っ人”クロマティ氏が駆けつけた時のことだ。クロマティ氏は「監督をやりたい。ヤクルトがいいね。私が監督になれば視聴率も上がる!」と、ライバル球団にまさかのラブコールを送ったのだ。

 ヤクルトは現在、借金20を超えるダントツの最下位。今季で契約が切れる小川淳司監督の交代は決定的で、後任には宮本慎也ヘッドコーチを筆頭に、高津臣吾二軍監督や元監督の古田敦也氏、OBの池山隆寛氏らの名が挙がっているが…。
「折しも広島の緒方孝市監督が、怠慢プレーをした選手を平手打ちした行為が社会問題化し、ヤクルト内では“鬼軍曹”の異名を取る宮本ヘッドの株が下がっています。主砲のバレンティンも『選手への暴力はリスペクトが欠けている。メジャーではありえない』として、外国人監督待望論ともとれる発言をしているだけに、“泡沫候補”と侮れない」(スポーツ紙デスク)

 クロマティ氏も、現役時代は乱闘も辞さない武闘派だったが…。
「ヤクルトは東京五輪に伴う神宮球場の建て替えで、商業施設も併設する『ボールパーク』構想の中心的役割が期待されている。この再開発に食い込もうと、ヤクルト球団の買収を狙っているのがLIXILです。うまくいけば、建材・住宅設備大手である同社のメリットは計り知れません。ロッテ買収の噂も流れたほど、プロ球団を欲しがっていましたしね」(経済誌記者)

 一方のクロマティ氏は、昨年から海外の衛星放送会社の東京特派員として活躍。日本の経済界にも人脈が多いだけに、監督“逆指名”発言はLIXILを意識したものだった可能性もある。
「LIXILが球団を買収した場合、ヤクルト色を薄めるはず。クロマティがそこまで計算していたのか、それともすでに“密約”でもあるのか…」(同)

 クロマティ氏の人柄のよさは折り紙つき。NPBでの指導者経験はないが、監督に推す声は意外に多いという。

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