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西野ジャパン 「不安だらけ」に輪をかける“代表OB訪問”

 サッカーのワールドカップ、ロシア大会を戦う23人のメンバーが、5月31日に決定した。本田圭佑、香川真司、岡崎慎司、長友佑都…。前任のハリルホジッチ監督時代にホサれていたベテランたちが呼び戻され、数年前から代わり映えしないメンバーの名が残った。
 問題は、これで本番を勝ち抜けるかどうか。30日のガーナとの親善試合も負けてしまったが、敗因はピッチの外にありそうだ。
 「協会、国内クラブ、協賛企業も西野体制を応援していくことで意見が一致しています。西野朗監督(63)の人柄もあると思いますが、まずは選手の考えを理解して、そこから自身のやりたい戦術を伝えていくつもりらしい」(専門誌記者)

 日本は6月19日にW杯初戦を迎える。チーム作りの遅滞は致命傷だが、気になるのは来客の多さだ。
 「ガーナ戦前、代表候補(この時点では26人)が合宿練習を続けていた際、とにかくお客さんが多くて。矢継ぎ早にくる訪問客に対し、その都度、西野監督は対応に追われていましたよ」(テレビ局スポーツ部員)

 日本代表のOBも顔を見せていた。ビーチサッカーの日本代表監督でもあるラモス瑠偉氏、協会理事でもある北澤豪氏、西野監督がかつて指揮した柏、G大阪、神戸、名古屋のクラブ関係者などなどだ。
 「激励の訪問ですが、戦略に関する進言もされていました。西野氏は'94年、アトランタ五輪の日本代表監督を務め、ブラジル相手に勝利したのは有名ですが、自身は代表チームでプレーした経験がありません。戦略などで訪問客が色々と意見を言うのは、そのためでしょう」(前出・専門誌記者)
 2度の代表監督を務めた岡田武史氏も、自身が招かれたイベント等で西野ジャパンへのメッセージを送っていた。しかし、OBが余計な口出しをして勝利するチームは少ない。高校生スポーツでも証明済みのように、外野がうるさいとロクなことにはならないのだ。

 海外メディアは日本の一次予選全敗を予想。今回のOB関与で、得失点差をどこまで小さくできるかに焦点が変わってきたようだ。

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