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デーモン閣下、自身の権利関係に注意喚起

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デーモン閣下

 ミュージシャンのデーモン閣下がNHKのアニメ番組で自身の肖像を無断使用されたとして、局に対応を求め、27日に同局が番組の公式サイトで謝罪したことを受け、デーモン閣下が28日、自身のブログを更新した。

 デーモン閣下は、「番組制作側は今回の件を真摯に受け止めているとのことである。吾輩もこの対応を評価している」とNHKの対応についてコメント。

 NHKの謝罪については軽く触れた程度だったが、「それに付随して現在吾輩が一般諸氏に述べておきたいことである」と持論を展開。

 今回の対応で批判の意見があったことを受け止めたうえで、「今後のために吾輩の認識をガイドラインとして説明しておきたい。諸君の後学にも繋がるやも知れない」と自身の権利関係を扱う際の注意点を並べた。

 今回のNHKの行為は明らかに権利関係の侵害であることを主張。今回、自身に対して「寛容ではない」、「子供番組なのに大人げない」などの意見が寄せられたことを明かし、「全くピント外れであり、かつ権利やライセンスを扱うすべての業種の人々に対し不勉強で非礼な物言いであることを自覚してもらいたい」と指摘。

 さらに、今回の件で昔の芸名にしていた媒体があったことに不満げ。「吾輩の公式の名前(いわゆる芸名)は現在、デビュー時のものとは異なり、8年前(魔暦12年=諸君の暦で平成22年、2010年)より『デーモン閣下』になっている。姓のようなものはつかない」と主張した。ほかに、ものまねやコピーバンドについても注意すべき点をつづった。
「芸名はデビュー時から、デーモン小暮、デーモン小暮閣下、デーモン閣下と変遷。それが世間に浸透していなかったことも悲しかったのでは」(芸能記者)

 とりあえず、今回の件は一件落着となったようだ。

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