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ますますファンの不安を煽るSMAPの近況

 今年1月に勃発したジャニーズ事務所の人気グループSMAPの分裂騒動だが、騒動の際、いち早くジャニーズ事務所残留を表明したことが発覚し、すっかりファンから“裏切り者”のレッテルを貼られてしまったキムタクこと木村拓哉が今月20日発売の月刊カルチャー誌「SWITCH」(スイッチ・パブリッシング)に登場している。

 同誌は「木村拓哉“アウトローへの道”」と題し12ページに渡ってキムタクを特集。スタイリングはすべて木村拓哉自身が行い、「木村拓哉は何を考え、そしてどこへ向かうのか」をコンセプトに構成している。

 ロングインタビューでは、ジャニーズ事務所入所前を、「アンチアイドルだったし、アンチジャニーズだった。つまりいまの自分は、言わば矛盾のカタマリなんです」と振り返り苦笑。ブレーク後、世間では「キムタク」の偶像ができてしまい苦悩していたが、親友の明石家さんまに救われたエピソードを明かし、「僕は“仕事”はするけど“ビジネスライク”が嫌い」と仕事における基本スタンスなどを語っている。また、上機嫌だったのか、ギターを手に取り、SMAPの代表曲「夜空ノムコウ」を口ずさんだというのだが、不自然なほど、ほかのメンバーのことについては一切触れていない。

 「6月には熊本地震の炊き出しに行ってみたり、ジャニーズが全面的にバックアップしてイメージアップ作戦に必死だが、そういうことをすればするほどどんどんファンの心が離れていってしまう。そのことはキムタクも分かっているはずだが、事務所の幹部の“戦略”に従うしかないのが現状」(芸能記者)

 このところ、SMAP5人が勢ぞろいする唯一のレギュラー番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ)の放送回数も激減。25日はキムタクがメインの「SMAP×SMAP Presents木村拓哉先輩、ついて来てもらっていいですか?」を放送。同番組が正常に“稼働”するのはいつになるのだろうか。

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