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稼げるものはごく少数…令和スカウトマンの闇(3)

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提供:週刊実話

★どん底スカウトマンの一発逆転

 会社によって違いはあるものの、スカウトマンの給与は完全歩合制。彼らの歩合料は通称“スカウトバック”と呼ばれ、どの業種業態に女性を紹介するかによって大きく手取りが変わってくる。

「まず、キャバクラへの紹介は買取制です。女の子の顔面偏差値やルックス、業界歴や人気によってS、A、B、C…とランクが決められ、それに応じて5〜20万円がスカウト会社に支払われる。紹介したスカウトマンの取り分は、その60〜70%程度です。昔から『女の子が10日間働いた時点でスカウトバックが発生』という業界全体での取り決めがあるため、やる気のない子を無理やり働かせてすぐに辞められても、お金にはなりません」

 ちなみにSクラスはどこの店舗もお飾りで、現役のアイドルでも連れてこない限りはAクラスが限度だそうだ。

「次に、風俗への紹介は永久バック制です。その女の子がお店で働いている限り、(その子が)稼いだ給与の10〜15%がスカウト会社およびスカウトマンに入ってくるので、僕らにとってはおいしい。2〜3人ほど紹介して、きちんとその子を管理して働かせていれば、とりあえず食うには困りませんね」

 だが、なんといっても実入りがいいのはAV業界だ。

「AV業界の場合は主にプロダクションへの紹介となり、単体女優か企画女優かなど、デビューのさせ方によっても変わってきますが、永久バック制には変わりません。おまけに歩合は破格の40〜50%なので、紹介した女の子が有名な単体女優になった場合は一攫千金です。僕らの間では『それまでどん底だったプレイヤーが◯◯(という有名単体女優)を生み出してマンションを買った』なんて逸話がいくらでもあるので、必死にしがみついているスカウトマンが多いんですよ」

 聞けば、独立して経営者クラスになれば「寝ていても月に1000万円」という者さえ珍しくないという。確かに夢のある世界ではあるようだ。

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