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3回東京競馬最終日(6月24日・日曜日)予想・橋本 千春

東京11R「パラダイスS」芝1400㍍
★条件MAXの、トウショウドラフタが起死回生の一発を決める★
◎トウショウドラフタ
○スターオブペルシャ
▲ミッキージョイ
△トーセンデューク、ロードクエスト
 成績通りに馬が走ってくれたら、予想は苦労しない。
 「トウショウドラフタは惨敗(欅S16着)直後だが、その前走は初ダートに戸惑い全く競馬をしていない。参考外だ」
 成績的には手を出しづらいが、条件は大きく好転。ここまで3勝を挙げている東京1400㍍なら、ガラリ一変するシーンは十分考えられる。
 「状態も申し分ない。中間の追い切りを見れば一目瞭然。鋭い動きはまさに、別馬の如し」
 乗り替わりもプラスに働きそう。初騎乗の田中勝騎手は先入観がないから、良いイメージだけを持って乗れる。
 「力を引き出してくれれば、自ずと結果は付いてくる」

東京10R「清里特別」ダ1400㍍
★飛ぶ鳥を落とす勢いの、レピアーウィットは誰にも止められない★
◎レピアーウィット
○ザイオン
▲ヤマトワイルド
△ジャスパーウィン、ワンダープラヤアン
 レピアーウィットは先週のユニコーンSに出走してほしかった。除外されたのは残念。
 「ダートにシフトして以降、2戦2勝と高い適性を見せつけている。まさに、飛ぶ鳥を落とす勢い」
 2連勝の内容も、半端ない。0秒9、0秒3突き放す圧勝劇だ。
 「戦法も逃げ切り、追い込みと多彩。センスの良さは一流馬の証し。ここはあくまで通過点」

阪神11R「宝塚記念」芝2200㍍
★お待たせ、菊花賞馬のキセキがついに復権を果たす★
◎16キセキ
○7パフォーマプロミス
▲6アルバート
△3サトノダイヤモンド、9サトノクラウン
 キセキが勝っても、奇跡とは呼ばない。勝って当たり前の実力馬だから。
 「直線豪快に突き抜けた、菊花賞のシーンはまだ記憶に新しい」
 前走の日経賞はよもやの9着、目を疑うレースだった。
 「ルメール、血迷ったか! と言いたくなった。途中からまさかの逃げ、スローを見越したとはいえ無謀だった」
 残念な結果だったけど、あれでガス抜きが出来て、ここは本来の走りが出来るハズ。
 「3000㍍の菊花賞を優勝しているが、本質的には中距離タイプ。条件は最適といえる」
 もう言い訳はできない。最高で1着、最低でも1着。

函館11R「UHB杯」芝1200㍍
★前途は洋々としている3歳馬の、キングキングキングが決める★
◎キングキングキング
○ロイヤルメジャー
▲ラッシュアウト
△アイアンクロー、アリンナ
 三人寄れば文殊の知恵。王が三人寄れば鬼に金棒の、キングキングキングでもう一丁。
 「これから、まだまだ強くなる3歳馬でプラスアルファは大きい。昇級の壁も素質と、勢いで突破できると確信する」
 ちょっとテンションが高めだが、滞在競馬ならその不安も解消される。
 「スタートと同時にサッと好位に付けられるスピードと、センスの良さも魅力。期待して大丈夫」

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