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藤井六段のニセサイン販売で女を逮捕 どうしてバレた?

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 将棋の藤井聡太六段のサインのニセサインを、インターネットのフリーマーケットアプリで販売したとして、43歳の派遣社員の女が詐欺容疑で逮捕された。ニセサインは、藤井棋士が自筆で詰将棋の問題を記したかのように見せた凝ったもの。警察が本人に確認し、「持ち駒数や筆跡の違い」が指摘されていた。

 芸能人のニセサイン出品は絶えることがない。これはなぜだろうか。

 「サインは素早く大量に書くために考案されたものです。そのため、ある程度筆跡が真似しやすいのがあるでしょう。原価は色紙代のみで、一点もののアイテムのため、熱心なファン同士が競り合えば高値がつく場合もあります。違法であってもボロい商売ということで手を出してしまうのでしょう。なかには、漫画家のニセサインを絵付きで出品する強者もいます。熱心なファンからは『下手すぎる』とネタにされることもありますね」(芸能ライター)

 さらには、ニセサインばかりではなく、本物のサインが混ざっている場合もある。

 「品川駅のほか、名古屋駅、新大阪駅など新幹線の主要駅で、芸能人に色紙とペンを用意してサインを求める集団が話題となっていますが、これは転売目的のもの。芸能人と見るや、サインがもらえるまでしつこく追いかけてくるので、書いてしまう芸能人も多いようです。ロンドンブーツ1号2号の田村淳や、T.M.Revolutionの西川貴教が、本当のファンにサービスができないと苦言を呈したことはよく知られています。一方で、髭男爵の山田ルイ53世は、サインの要求がそれほどしつこくなく、あっさりと引き下がられたので『知名度によって違うのか』ラジオ番組で話し、笑いを誘っていました」(芸能ライター)

 今回摘発に至ったのは氷山の一角ともいえる。需要があるかぎり、芸能人のニセサインはこれからも消えそうにない。

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