search
とじる
トップ > その他 > 歴史的なイケメンキャラたちに注目!

歴史的なイケメンキャラたちに注目!

 実写キャラクターの変身前を模したフィギュアが発売されているが、なかなか過去の素顔のイケメンキャラクターにスポットを当てた商品は出ないものである。

 たとえば、実写キャラクターのハイクオリティフィギュアブランド、RAHヒーローシリーズにおいても仮面ライダーやウルトラマンは「モロボシダン」や「風見志郎」等、ヒーローたちのパイオニアと呼べるキャラクターから、80年代からも『仮面ライダーBLACK RX』(1988年・東映)の「南光太郎」もリリースされているが、戦隊シリーズとなるとサッパリである。

 戦隊シリーズの商品化と言えば、今年からバンダイのコレクショントイブランド「マスクコレクションシリーズ」に仮面ライダー、ウルトラマンに続きついに戦隊シリーズが参戦し、「スーパー戦隊マスクコレクション」として、戦隊シリーズ第一弾『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年・東映)のアカレンジャーから歴代戦隊“レッド”を順次リリースしている。
 そう、戦隊というと大抵再度商品化してもらえるキャラクターは“リーダーのレッド”か、「ガールズインユニフォーム」等の様に女性キャラクターのみ。他のキャラクターにはなかなかスポットが当たらないのが現状だ。
 しかし、戦隊でこそ注目すべきはイケメンキャラ! 特撮番組史に残る程の歴史的イケメンキャラが数多く存在するというのに、商品化の日の目を見ないのはあまりにも勿体無い。

 未だに根強い人気を誇る代表的なイケメンたちを紹介していこう。まずは80年代から、『光戦隊マスクマン』(1987年)より、ブルーマスク=アキラだ。アキラは史上最年少の戦隊ヒーローであり、演じた広田一成は現役の武術選手であった。当時のこの「アキラ」の人気は尋常でなく、広田の甘いマスクと華麗なアクションはあっという間にお姉さんたち=女性層を中心としたファンが生まれ、芸能界と無縁であった広田は初出演&初レギュラーにしてあっという間にアイドルと化し、“おっかけ”まで生まれる程であった。戦隊はもとより特撮にあまり興味が無くとも現在まで根強い女性人気を誇るキャラクターである。
 次に90年代、『鳥人戦隊ジェットマン』(1991年)よりブラックコンドル=結城凱。『ジェットマン』という作品の人気もさることながら、特撮キャラ“全体”レベルにおいて絶大な人気を誇る名キャラクターである。
 『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(1992年)においては6番目の戦士として登場したドラゴンレンジャー=ブライが主婦層を中心に絶大な人気を誇った。ブライを演じた和泉史郎は『電撃戦隊チェンジマン』(1985年)においてチェンジペガサス=大空勇馬を演じた戦隊OBでもある。ブライの登場期間は元々は数話限りのゲストであった予定が、その人気から出演パートが大幅に増える結果となった。
 玩具商品において、今までなかなかスポットの当たる事の無かったイケメンヒーローたちに玩具メーカーの皆さん、是非注目してみては如何だろう?
(※写真は個人オリジナル制作のアキラフィギュア)

(小野寺浩 山口敏太郎事務所)

【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

関連記事

関連画像

もっと見る


その他→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

その他→

もっと見る→

注目タグ