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AKB48、冠番組が消滅危機 新番組のオファーも絶望的か

 AKB48がパーソナリティーを務めたニッポン放送「AKB48のオールナイトニッポン」が27日深夜、最終回を迎え、2010年4月の放送開始から9年の歴史に幕を下ろした。

 また、NHK BSプレミアムで放送されていたAKB48の冠番組「AKB48 SHOW!」も今月24日で最終回を迎えた。同番組は2013年10月にスタート。当時、かなりの勢いがあったAKBだが、地上波ではないものの、NHKで48グループの全メンバーがレギュラーの番組は初めてだった。

 「NHKの社員なのに、まるでAKBの運営側のような人物が制作統括を担当。AKBに勢いがあったころならば、番組の存続も問題なかったようですが、毎年恒例の総選挙は今年は開催されず。明らかに人気がダウンしているだけに、もはや、制作費面で割が合わなくなってしまったようです」(NHK関係者)

 48グループといえば、新潟を拠点とするNGT48が、メンバーの山口真帆の暴行事件による騒動がいまだに収束せずに、活動休止状態に追い込まれてしまった。

 また、総選挙3連覇を達成するなど、中心メンバーだったHKTの指原莉乃が4月でグループを卒業。大きな“柱”が欠けることになってしまった。

 4月からは48グループの総監督が横山由依から向井地美音に交代。新体制が敷かれることになったが、先行きは暗雲が漂っているという。

 「おそらく、新規の冠番組オファーはなさそう。今や、AKBを起用するなら、坂道シリーズを起用した方が数字が取れる。新世代のメンバーに移行中だが、世間的な知名度は低い。かといって、今後、絶対的なエースに成長するメンバーが出てくる可能性は低い」(芸能記者)

 現在、地上波での冠番組は「AKBINGO!」(日本テレビ系)のみ。同番組をいつまで死守できるかが、グループの今後にとっての“生命線”となりそうだ。

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