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オリックス担当記者が分析、シーズン終了で気になる賞レースの行方と“神童”の思い

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山本由伸(オリックス)

▼9月18日〜10月4日オリックス・バファローズ戦績
【対東北楽天ゴールデンイーグルス 京セラドーム大阪】
18日
○松葉貴大 5-3 安樂智大●
19日
●山本由伸(先発は東明大貴) 3-6 森原康平○(先発は辛島航)
【対福岡ソフトバンクホークス 福岡ヤフードーム】
22日
●山岡泰輔 4-6 千賀滉大○
【対千葉ロッテマリーンズ 京セラドーム大阪】
24日
●西勇輝 2-8 土肥星也○
【対福岡ソフトバンクホークス 京セラドーム大阪】
25日
●ローチ 5-8 東浜巨○
【対北海道日本ハムファイターズ 京セラドーム大阪】
26日
○澤田圭佑(先発は榊原翼) 3-2 宮西尚生●(先発は加藤貴之)
27日
●東明大貴 1-2 上原健太○
【対千葉ロッテマリーンズ ZOZOマリンスタジアム】
29日
○山岡泰輔 7-1 石川歩●
【対東北楽天ゴールデンイーグルス 楽天生命パーク宮城】
30日
○澤田圭佑(先発は松葉貴大) 5-2 高梨雄平●(先発は西口直人)
10月1日
○西勇輝 5-2 藤平尚真●
【対福岡ソフトバンクホークス 京セラドーム大阪】
10月4日
○増井浩俊(先発は榊原翼) 2-1 加治屋蓮●(先発はバンデンハーク)
10月5日
東明大貴 - 千賀滉大
※予告先発。締め切り時点で試合開始前

※142試合65勝72敗5分けで4位確定

 いよいよペナントレースも最終盤に突入した。パ・リーグでは西武が10年振りの優勝。ソフトバンクと日本ハムがCS進出を決め、2位争いを演じている。Bクラスはオリックスが残り1試合で2年連続で4位が確定した。福良淳一監督が6月から監督に就任した2016年が借金26、2017年は借金16、そして今シーズンは借金を一桁で終えることができた。勝率は上向いて来ているだけに、新監督のもとリセットされるのではなく、来シーズンに繋げたいところである。

 4日現在、ソフトバンクの森唯斗がセーブ王になることが確定。オリックスの増井浩俊は4日にセーブシチュエーションで登板しながらも救援に失敗。この記事が出る頃に結果は出ていると思われるが、ソフトバンクの方が3試合多く試合を残していることから、増井が森に並び同時受賞する可能性は厳しいと言わざるを得ない。

 となると、ファンの期待は“神童”山本由伸の新人王となる。ライバルは楽天の田中和基、ソフトバンクの加治屋蓮だが、由伸が高卒2年目であるという点は重視されるべきポイントだろう。最後に離脱してしまったのがマイナスポイントになる可能性も否めないが、田中はオールスターに選出されていない。加治屋も登板数は70試合越えをしてHPも由伸を抜く勢いがあるが、防御率が高く5年目というのを考えると、由伸有利と信じたいのがオリックスファン、関係者の総意だろう。本人も「今年は僕が獲って、来年は(榊原)翼が獲ればいい」と前代未聞の2年連続同チームの同期かつ同級生による新人王受賞を考えている。一生に一度しか獲れない勲章は“神童”の手に渡るのか。結果が出るまでトランキーロ(焦るな)!である。

取材・文・写真 / どら増田

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