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なぜブームは長続きしない? 平成の芸能界『韓流&K−POPブーム』のその後

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ペ・ヨンジュン

 現在、韓国の事務所所属の芸能人たちにとって「稼げる」市場となっている日本だが、そのきっかけを作ったのはあの男だった。

 「2003年、NHKBS2の『冬のソナタ(通称・冬ソナ)』が放送されるや否や、日本の中高年の女性たちはすっかり主人公を演じたペ・ヨンジュンの虜になった。日本のどの俳優にもないような魅力を持っていた。おまけに、ファンのことを『家族』と呼ぶ抜群の営業センス。すっかり日本でヨン様ブームが巻き起こりました」(ベテラン芸能記者)

 2004年に「冬ソナ」は何度も再放送され、「韓流」という言葉も普及。また当時の小泉純一郎首相が韓国の盧武鉉大統領(当時)との会談の際に「冬ソナ」に言及したほど。

 ヨン様が来日・帰国するたび、空港にはファンが大挙して駆けつけた。

 その後、イ・ビョンホン、チャン・ドンゴンら韓国の有名俳優が続々と有名になり、韓国ドラマや映画が日本に“輸入”された。

 「結局、ヨン様の独り勝ちで、早くも05年ごろにブームは衰退。そのヨン様でさえ、結婚後に来日した際、空港には10人ほどのファンしか集まらなかったという」(週刊誌記者)

 韓流ブームの中心は俳優だったが、09年ごろから巻き起こったのがKーPOPブーム。その中心にいたのがいずれもガールズグループのKARAと少女時代。ブームが“追い風”となり、11年の紅白にはそろって出場したが、事務所との契約問題やグループの内紛などで12年ごろからブームは衰退した。

 17年ごろからはガールズグループ・TWICEが中心となって再びブームを巻き起こしているが、以前のブームほどの盛り上がりはない。

 「ガールズグループは若い女性が支持層の中心で、メイクやファッションをこぞって真似る。その一方、日本には潜在的な“嫌韓流”の層も多い。ネットなどではバッシングが飛び交ってしまい、それもブームが衰退する原因になってしまう」(韓国の芸能界に詳しいジャーナリスト)

 おそらく、日本で一番稼いでいるのは、分裂騒動はあったものの、05年に日本デビューし人気が衰えていない東方神起のはずだ。

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