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少年サッカーのホモコーチが教え子の男児にわいせつ行為

 なんとも、許しがたい事件が起きた。

 少年サッカーチームの男性コーチが、あろうことか、自身の教え子の複数の男児にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつと児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で、神奈川県警に逮捕されていたことが分かった。

 逮捕、起訴されたのは、コーチを務めていた無職・西森文宣被告(44=兵庫県神戸市東灘区)で、公判中。

 起訴状によると、西森被告は11年8月〜12年3月、教えていたチームに所属する小学生の男児3人を、大阪府内のアパートに連れ込み、わいせつな行為をした上、カメラ付き携帯電話などで撮影。12年2月には、インターネットで知り合った男(26)に、これらのわいせつな動画を提供したとされる。

 西森被告は08年頃に、小学生を対象にしたサッカーチームを結成。自分になついた児童に、このようなわいせつな行為をしていた。

 県警は12年9月、動画を受け取った男を同法違反で逮捕。押収した携帯電話に西森被告からの送信画像が残っていたため、同年10月に西森被告を逮捕した。

 被害に遭ったのは、年端もいかない小学生の男児たち。そのうち、自分になついた子どもを厳選して、アパートに連れ込んで、わいせつ行為に及んだ上、その行為を撮影して、他者に動画を提供するなど許されるものではない。

 被害に遭った子どもたちの精神的なショックは、計り知れないだろう。
(蔵元英二)

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