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中邑真輔が仮想ラストマンスタンディングマッチを行うも10カウント奪えず!

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©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは30日、ノースカロライナ州ローリーで主力ブランド、スマックダウンを開催した。

 先週、次回PPV『マネー・イン・ザ・バンク』(MITB、日本時間6月18日)でAJスタイルズのWWE王座に4度目の挑戦をする中邑真輔が対戦方法を発表した。WWE史上過酷なルール“ラストマンスタンディングマッチ”を選びファンを驚かせたが、中邑は今週、“パーフェクト10”ことタイ・デリンジャーとシングルで対戦した。

 ヒールに転向してから、むしろファンが増えたように見える中邑はこの日も大歓声に包まれながら入場すると、試合の主導権を握り、余裕を持って闘い続けた。まず、かかと落としでデリンジャーを沈めると、ラストマンスタンディングマッチを意識して自ら10カウントを取り始めた。デリンジャーはカウント6でカムバックしたが、中邑はターンバックル上でデリンジャーにヒザを決めて再びカウントを数えた。これもカウント9で返されたが、最後は中邑がデリンジャーにキンシャサ2連発を叩き込んで快勝した。

 しかし、中邑はKOできなかったのがよほど悔しかったのだろう。試合終了後にデリンジャーを襲い、背後からキンシャサを叩き込むと、マイクを握り自ら10カウントを数え、ようやく満足した表情を見せた。

 一方、MITBで対戦する王者のAJはインタビューに登場し、「中邑は俺を過小評価している。俺はWWE王者だ。最後に立っているのは俺になる!」と勝利宣言。中邑は今回のデリンジャー戦でKO勝ちし、MITBに弾みを付けたかっただけに、かなり悔いが残った様子だ。“格下”のデリンジャーをKOできなければ、反則アリのルールとはいえAJをKOするのは至難の業。中邑にとっては少し不安が残るスマックダウンだった。

 中邑とAJはMITBで対戦した後、勝敗に関係なく6月29日の東京公演(両国国技館)で改めてWWE王座戦を行うことが発表されている。

文 / どら増田
写真提供 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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