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お持ち帰り成功率100%! 絶対に断ってはいけないキャバクラ24時①

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提供:週刊実話

 大晦日の特番といえば、ダウンタウンの『絶対に笑ってはいけない』シリーズが人気だが、最近、都内では“絶対に断ってはいけない”キャバクラが密かな人気を集めているという。いったいどんな店なのか?

「在籍するキャバ嬢が、客の誘いを“絶対に断らない”。つまり、飲みに行けば、100%キャバ嬢を抱ける店があるらしいんです。ただ、都市伝説かもしれませんよ。けっこう、そういう店の噂は耳にするんですが、いわゆる特攻(枕営業専門の)キャバ嬢がいるだけで、在籍嬢全員がお持ち帰りOKの店は、ほとんどないのが実情です」(風俗ライター)

 本誌記者は、あらゆる遊び人ネットワークを駆使して、その店を探し当てた。店名のキーワードは「時間」を表す英語だった。

「ああ、あの店ですね。職業柄、接待が多いのですが、絶対に商談を成功させなければならない相手のときに使う店です。在籍するホステスは30人から50人といったところでしょうか。素人系もいれば、いかにも水商売風のケバくてキレイな姉ちゃんもいて、いわゆる高級店と遜色ありません。興味があるなら、一度、一緒に行ってみますか?」(金融系の営業マン)

 それから1週間後、営業マンに指定されたのは、都内の繁華街でも超一等地に建つ雑居ビルだった。

 時間は午後7時を少し回った頃。キャバクラにいくには、少々時間が早いように感じたが、「これがベストな時間帯」(営業マン)なのだという。

 店内はカウンター、ボックス席を合わせて20席ほど。すでに客席は半分以上埋まっており、なかなかの盛況ぶりだ。

 ほどなくすると、2人のホステスが席についた。記者の隣に座ったのは、20代半ばのユウカちゃん(仮名)。身長155センチとやや小柄だが、顔は飯島直子似の超美人。白いワンピースに薄いパープルのカーディガンを羽織っており、見た目の印象は「職場でモテそうなOL」といった感じ。

「今日、初めて飲みに来たんだけど、こんな早い時間から、すごい賑わってるね」

 率直な感想をユウカちゃんに伝えると、驚きの答えが返ってきた。

「この店、営業時間が午後9時までなんです。1日に数時間しかオープンしてないんですよ。だから、働いてる女のコはOLとか女子大生とか、ネイリストなんかが多いかな。っていうか、お連れ様から、何か聞いてませんか?」

“1日に数時間”というキーワードを聞いて、不思議な店名に合点がいった。
「営業時間がそんなに短いんじゃ、全然稼げないんじゃないの?」

 何も聞いていないフリをして、ユウカちゃんに尋ねると、
「お店から出る時給は1000円ちょっとなんで、それじゃ稼げないんです。でも“その後”があるから…」

 ここまで話すと、ユウカちゃんは記者の膝に手を置きながら身体を近くに寄せてきた。
「ここのキャバクラは、アフターを売りにしてるんです。午後9時にお店が終わった段階で、気に入ったホステスがいれば、黒服に伝えて、先約がない限り、アフターには必ず顔を出します。お酒を飲むもよし、ホテルに行くもよし。お客さんの好きなように遊んでいいんですよ」

 100%お持ち帰りできるとは聞いていたが、正直いって、この生々しい言葉をキャバ嬢から直接聞くまでは半信半疑だった。しかし、噂は本当だったのだ。

 ここでハッと我に返った。店のある場所は、都内の繁華街でも超のつく一等地。当然、周りの店の料金も高く、一般のサラリーマンが頻繁に通えるような相場ではない。

 ユウカちゃんをお持ち帰りできたとしても、目の飛び出るような金を請求されるんじゃないか…。恐る恐るアフターにかかる金額を聞いてみると、
「飲みに行くだけなら1万円くらい。ホテルに行くならこれです」
 と、片手を広げる。

「やっぱり、結構値が張るな…」と感じる反面、「この街で働く美しい夜の蝶を抱けるなら高くないな」という気持ちが入り交じる。
「私もお酒、飲んでいいですか? お客さん、優しそうだからアフター行きたいなぁ」

 膨らみかけた欲望と下半身を煽るかのように、ユウカちゃんが甘く囁いてくる。
(明日に続く)

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