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橋本千春の勝馬ピックアップ!(3/24)日経賞 他4鞍

☆中山11R「日経賞」(芝2500メートル)
 天皇賞・春を占う意味でも興味深い一戦。優勝の最短距離に立つのは今年初戦のアメリカJCCを圧勝した、良血馬ルーラーシップ。
 2着ナカヤマナイトを0秒5差突き放し、子供扱いした強さは圧巻だった。昨年、2400メートルの日経新春杯を楽勝(2馬身差)しており、前走から300メートル延長は全く心配無用。もとより、ここで距離云々を言っていたら天皇賞などおぼつかないことになる。目標が先にあるとはいえ、臨戦過程は寸分の狂いがなく素直に実力を信頼して大丈夫だ。
 道悪馬場はアメリカJCC、金鯱賞(いずれも不良馬場)2戦2勝。まさに、鬼の部類でどの角度から見ても死角はない。ここはあくまで通過点。
◎13ルーラーシップ
○7ウインバリアシオン
▲14トーセンラー
△5マイネルキッツ、9ヤングアットハート

☆中山10R「利根川特別」(ダ1800メートル)
 疑惑のジャッジ(馬券を取った、とぬか喜びに終わったファンの感想)により香取特別を1着失格に終わった、ヒラボクマジックが満を持して出走する。
 陣営のモチベーションは高く、必勝の意気込みが伝わってきた。対戦メンバーにも恵まれたし、普通に走ってくれば勝てると確信する。前走が今回と同じ休み明けだったし、久々は心配無用。
◎10ヒラボクマジック
○9ジャンナ
▲14ディアビリーヴ
△6カレンジェニオ、13ヴァルディヴィア

☆中山9R「ミモザ賞」(芝2000メートル)
 スケールの大きい、ゴールデンナンバーでもう一丁いける。
 道中は遊び遊び走り、正味競馬をしたのは最後の100メートルだけだった前走の新馬戦は、着差(クビ)以上の強さを強烈に印象付けた。
 折り合い面に不安がなく、初の2000メートルも問題ない。血統的な裏付けもある。気がかりは馬場状態だが、やや重までなら期待できる。
◎4ゴールデンナンバー
○8シャンボールフィズ
▲11アイスフォーリス
△3ウイングドウィール、10セコンドピアット

☆中京11R「名鉄杯」(芝2000メートル)
 背振山特別を快勝し、益々快調のサイドアタックをイチ押し。
 14日には栗東のポリトラックコースで6F74秒0と驚異的なタイムを叩き出し、周囲の度肝を抜いている。地力強化の跡は歴然だし、ハンデ55キロを味方に2連勝を達成する。
◎1サイドアタック
○11タイタン
▲10フェイルノート
△2メジロジェニファー、13ヤマニンリップル

☆阪神11R「毎日杯」(芝1800メートル)
 阪神でメンバー最多の2勝を挙げているコース巧者の、ダローネガにチャンス到来。
 真骨頂は野路菊S(1800メートル)。先週の皐月賞トライアル・若葉S2着のメイショウカドマツを2馬身以上突き放して圧勝しているのだから凄い。前走のアーリントンCは9着と1番人気を裏切っているが、敗因は疲れが溜まっていたものと明らか。陣営のコメント、ケイコの動きから総合して状態は雲泥の差と判断でき、巻き返しは必至だ。
◎8ダローネガ
○6ヒストリカル
▲3アドマイヤブルー
△9エアソミュール、11マウントシャスタ

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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