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ギャンブラー・坂上忍が日本テレビに“絶縁状”の大博打

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提供:週刊実話

いまやバラエティー番組に欠かすことのできない“視聴率男”坂上忍(51)がトップをひた走る日本テレビに対し、“絶縁状”を叩きつけたという。

 現在、坂上が出演する日テレのレギュラー番組は『有吉ゼミ』と『天才!志村どうぶつ園』の2本のみ。だが、9月以降はこの2番組からも徐々にフェイドアウトする方向だ。
「今後放送されるのは7、8月に収録した分だけになります。この2番組に関し、新たな出演交渉は全く進んでいません」(関係者)

 坂上のこの“絶縁状”に蜂の巣をつついたような騒ぎになっているのが、同局の上層部だ。
「日テレの幹部連は坂上の一件を耳にし、猛烈に激怒したと言われています。現在、昼の情報番組の視聴率競争で『バイキング』(フジテレビ系)に連敗を喫するまでに『ヒルナンデス!』を追い込んだのは、すべて坂上の話芸なんです。それこそ視聴率1〜2%だったものを、数年掛けて6〜8%に底上げさせた。まさに坂上の粘り勝ち。上層部は坂上の手腕に驚くと同時に、脅威を感じ始めている。なぜ、坂上をもっと大事に扱わなかったのかと…。坂上とのパイプがなくなることに危機感を持っているんです」(制作スタッフ)

 実際、坂上が出演を取り止めたことで視聴率が急落した番組が『フットボールアワー』後藤輝基とフリーアナの羽鳥慎一らがメイン司会を務める『得する人損する人』。
「坂上が今年3月29日のOAを最後に同番組から卒業してから視聴率は右肩下がり…。最近は5〜7%台をウロウロ状態だったんです。視聴者から“なぜ坂上が出演しないのか”という問い合わせの電話やメールが数百件近くあったそうです」(放送作家)

 そもそも、坂上が『得する人損する人』を降板した理由について、編成関係者がこう語る。
「表向きは他局の仕事が忙しくなったという理由になっている。でも、実際は少々話が違うようです。番組の演出の方向性と坂上の考えにかなりの開きがあったようです。だが、日テレサイドは坂上の意見を取り入れなかった。結果、坂上がケツをまくったわけです」

 視聴率が一向に上向かない『得する人損する人』は、9月27日の放送を最後に打ち切りが決定。坂上がソッポを向いた瞬間、日テレのゴールデン番組の命運が尽きてしまったのだから、坂上パワー恐るべし、だ。

 そんな日テレサイドが何とかして坂上との関係を繋ぎ止めるべくオファーしたのが、8月25&26日に放送された『24時間テレビ』だった。
「坂上の性格を知っている日テレは、絶対に断らないと踏んでオファーしたんです。坂上は毒舌を吐きますが、実はボランティアや福祉に対し人一倍関心を持っている。坂上という男は無頼漢を装いながらも、必死に芸能人として自分が出来ることを模索しているんです。絶対に明かしませんが、毎年『24時間テレビ』に数百万円単位で募金しているんです。でも、サポーターの仕事を受けたからといって、日テレとの関係が修復されたわけではありません。むしろ、『24時間テレビ』の仕事を受けたことで、日テレへの恩は果たしたという考えのようです。仕事とプライベートは絶対に一緒にしない。それが坂上ですよ」(芸能プロ関係者)

 それにしても、当初は日テレと蜜月関係にあった坂上がなぜ不仲になってしまったのか。
「ズバリ、待遇面での不満ですね。実は、GP(ゴールデン・プライム)帯に坂上がメインMCを務める番組は1本もないんです。あるのは、常に坂上がライバル視している有吉弘行やマツコ・デラックスの番組ばかり。坂上が日テレでレギュラーを務めているといっても、所詮は雛壇芸人と変わらない扱いだった。こうした不満が少しずつ溜まっていった。坂上は非常にプライドの高い男なんです」(前出・放送作家)

 こんな坂上の心の隙間に上手く入り込んだのが、フジテレビとTBSだった。坂上はフジテレビで『バイキング』、『ダウンタウンなう』、『直撃!シンソウ坂上』、TBSで『坂上&指原のつぶれない店』など計7本のレギュラー番組を抱えている。それが、10月からはレギュラー番組がさらに2本も増えるという。
「フジテレビで『坂上忍のどうぶつ珍プレー好プレー大賞』を、TBSは『1番だけが知っている』をそれぞれレギュラー化する。もちろん、そこに日テレの名前はありません」(テレビ関係者)

 坂上にとってフジテレビとTBSは物凄く居心地がいいそうだ。
「この2局では、明石家さんまと同等の超VIP待遇なんです。さらに出演料も違う。日テレは『得する人損する人』、『有吉ゼミ』、『天才!志村どうぶつ園』とも1本当たり30万〜50万円です。これは、坂上がブレイクする前のギャラ。つまり、約5年前から一切更新されていないんです」(前出・編成関係者)

 日テレの超リーズナブルな出演料に対して、フジテレビとTBSは1本当たり最低200万円というから、4倍以上開きがある計算だ。
「フジもTBSも坂上の毒舌話芸を評価している。有吉やマツコよりも局内の評価は物凄く高いんですね。中でも、フジは全日帯の『バイキング』に対してもギャラ200万円の大盤振る舞い。視聴率がアップしたことへの慰労金も含まれているようです。すべてが当たらないフジにとって、“坂上バイキング”は最後の砦といっても過言ではありません」(フジテレビ関係者)

 もっとも、一部ではこんな声も囁かれている。
「坂上はとんがってはいるものの、そこは魑魅魍魎が跋扈するテレビ界を生き抜いて来た老獪な男。このまま日テレとケンカ別れすることには、少々不安を感じているのも事実なんです。今後、どこかで折り合いをつけ、好条件が引き出せれば、坂上から歩み寄る可能性も出てきます」(事情通)

 ギャンブラー坂上の賭けは吉と出るか、凶と出るか。

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