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【週刊テレビ時評】テレビ朝日の刑事ドラマ「遺留捜査」「ダブルス」「刑事110キロ」は総崩れ

 テレビ朝日が4月期で放送した刑事ドラマは、総崩れしてしまった。

 第3シリーズとなった「遺留捜査」(上川隆也主演/水曜日午後9時〜)は初回(4月17日)14.6%(視聴率は以下、すべて関東地区)と上々のスタートだったが、第2話(同24日)では一気に9.8%と1ケタ台にダウン。第5話(5月15日)では12.8%まで持ち直したが、10〜11%台が続いた。

 最終話(第9話=6月12日)では13.3%まで上げたが、全9話の平均視聴率は11.5%と低調。第1シリーズ(平均14.3%)、第2シリーズ(平均12.5%)を大きく下回り、シリーズの存続が危ぶまれる。

 伊藤英明&坂口憲二のダブル主演に加え、3月までNHK連続テレビ小説「純と愛」で主役を務めた夏菜を投入した「ダブルス」(木曜日午後9時〜)は、初回(4月18日)15.8%と好スタートを切ったものの、第2話(同25日)では11.6%と急降下。第3話以降も10〜11%台で低迷。最終話(第9話=6月13日)は12.9%まで上昇したが、全9話の平均視聴率は11.9%に終わった。

 お笑いコンビ・ホンジャマカ、石塚英彦の連続ドラマ初主演となった「刑事110キロ」(木曜日午後8時〜)は、初回(4月25日)14.1%でスタートしたが、第2話以降は低調。最終話(第8話=6月13日)は11.9%で、全8話の平均視聴率は12.1%だった。

 力を入れた3つの刑事ドラマは、いちばん数字が高かった「刑事110キロ」でも、平均12.1%止まりで、テレ朝の期待には応えられなかった。

 また、前週、9.9%と1ケタ台に転落した日本テレビ「35歳の高校生」(米倉涼子主演/土曜日午後9時〜)第10話(6月15日)は、13.1%まで持ち直し、最終話の2時間スペシャルに期待をつないだ。

 その他、バラエティでは前週、休止だった日本テレビ「世界の果てまでイッテQ」(16日日曜日午後7時58分〜8時54分)は18.8%と高視聴率。その後に放送された「行列のできる法律相談所」(同午後9時〜9時54分)も、17.2%と高かった。堤真一をゲストに招いたTBSの「ぴったんこカン・カン」(14日午後7時56分〜8時54分)も17.9%と好調だった。

 11日深夜に放送された「2014FIFAワールドカップ・ブラジル大会アジア最終予選〜日本対イラク」(テレビ朝日)は平均で19.2%。同時中継したNHK・BS1は前半が3.4%、後半が2.4%だった。
(坂本太郎)

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