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八代弁護士が暴露「裁判所もブラック」

 TBS系の「サンデー・ジャポン」(日曜午前10時)などでおなじみの八代英輝弁護士が18日、都内で就職活動中の学生を対象に行われた映画「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」(佐藤祐市監督、21日全国公開)の試写会に出席。自ら経験したブラック会社(=過酷な環境の職場)は、過去に裁判官として勤務した裁判所だったと暴露した。

 サービス残業・徹夜は当たり前の超過酷な仕事と、クセ者ぞろいの職場で主人公が悪戦苦闘する姿が描かれる映画に対し、「裁判所もブラック会社だった。優秀な人が多いが、上司、同僚とも仲が悪く、人間関係の形成に苦労した」という。

 さらに、「世の中の役に立たなくてはいけないのに世間知らずばかり。世間と隔絶された世界にいられなくなり、上司に『こんな所辞めてやる!!』と叫んだ」と、裁判所の実態を痛烈に批判した。
 学生たちには「入社したところがブラック会社だったら、期限を決めて努力し、ダメだったら辞めればいい。ただし次のステップを必ず準備して」とアドバイス。採用担当もこなす身として「自分がどうなりたいかいかに具体的に話せるかがポイント。今の苦労は無駄にならないので腐らず頑張って」とエールを送った。

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