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ごり押しドラマがことごとくコケた大手芸能プロ

 18日に放送された松田翔太主演の月9ドラマ「海の上の診療所」の視聴率が8.9%で放送開始後初の1ケタを記録した。

 「松田が演じるのは涙もろくて女性にほれっぽい敏腕医師。視聴率が鉄板と言われる医療ドラマに、渥美清主演の人気シリーズ『男はつらいよ』の要素を盛り込んだが、内容があまりにも薄っぺらくまったく当たらなかった」(テレビ誌記者)

 同局は金曜午後8時にドラマ枠を新設。7月クールでは主演ドラマ「DOCTORS2」が高視聴率を記録した沢村一樹が主演の「家族の裏事情」を放送したが、初回から6.5%とコケ、8日の第3話が4.2%、15日の第4話が4.4%ともはや打ち切きられても仕方ない“低空飛行”。

 しかし、毎回、このドラマを下回っているのが川口春奈主演の「夫のカノジョ」(TBS)で、14日放送の第4話はここ数年の連ドラワースト視聴率記録に並ぶ3.1%まで落ち込んでしまった。

 どのドラマも放送局にとっては頭の痛い“不良債権”となってしまったが、共通点があるというのだ。

 「松田、沢村、川口はいずれも同じ大手芸能プロに所属。ほかには天海祐希、菅野美穂、竹野内豊、反町隆史、『あまちゃん』でブレークした福士蒼汰らが所属。沢村のドラマには同じ事務所の財前直見までねじ込んだ。事務所のごり押しで各局とも引き受けたが、いずれも当たらず。今後、しばらく3人の主演ドラマはないだろう。特に川口は主演させるタイミングが早すぎた」(テレビ関係者)

 ここまでそろってコケたら事務所の幹部も頭を抱えているに違いない。

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