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強姦相手に借金を申し込んだ男のあっけない結末〜大阪

 大阪市に住む51歳の男・Hは、2人の息子の父親だが、うつ病で会社を辞めることになり、生活保護を受けていた。だが、家賃の支払いを滞納し、「明後日までに25万円支払わなければ部屋を追い出される」という窮地に立たされた。

 そこでHはなぜかレイプを計画。刃物やレイプ道具をポーチに入れて外出し、見知らぬ女性の後を付け、同じマンションの住人を装ってエレベーターに乗り込んだ。女性が降りてから追跡し、玄関ドアを閉める前に包丁を突き付けて押し入った。
「静かにしろ。騒ぐと殺すぞ!」

 Hは服を脱がし、女性を強姦。コトが終わると、Hは布団の上に座り、身の上話を始め、“本題”を切り出した。
「オレはずっと建築関係の会社で働いてたんだ。30歳で結婚し、2人の息子を授かったよ。40歳で離婚するまでは、そらぁ幸せな人生だった。ところが、好事魔多しだ。50歳になるとうつ病を発症し、会社を辞めることになった。まだ未成年の子を抱えて、生活保護を受ける身になることをアンタは理解できるか?」

 それこそ女性にはどうでもいい話だったが、またレイプされてはたまらないので黙って聞き入った。
「そこでアンタに頼みがあるんだが、25万円貸してくれないか? 明後日までに払わないと、住んでるとこを追い出されるんだ。頼むよ」

 女性は1万5000円しかないと断ったが、「何とかもう少し…。誰も頼る人がいないんだ」と言われ、女性はこんな図々しい頼みも聞かざるを得なくなった。「とりあえずあるだけ」ということで、ATM で3万円を下ろした。
「ありがとう。このお金は毎月1万円ずつ、ポストに入れて返すから」

 Hは息子の友人に残りのお金を借りて、このピンチをしのぎ切った。

 ところが、大恩あるレイプの被害者にHは律儀にも約束通り、金を返そうとしたが、防犯カメラで人相を特定されており、返しに来たところを警察に捕まった。

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