WWE中邑真輔が語るプロレス界世界最大の祭典『レッスルマニア』の楽しみ方

スポーツ 2018年03月23日 17時42分

WWE中邑真輔が語るプロレス界世界最大の祭典『レッスルマニア』の楽しみ方中邑真輔©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 先週からスタートした週末の新連載『どら増田のプロレス・格闘技aID』。普段取材しているプロレス、格闘技の記事と並行して執筆している。取材を通して感じたことや取材秘話はもちろん、プロレス観戦歴36年目の私がこれまで見て感じてきたこと、そして最新情報まで紹介する。団体や歴史の枠にとらわれることなく、プロレスの面白さを少しでも伝えることができたらと思う。

 2回目は、先週公開した中邑真輔のインタビューの後編だ。2016年に新日本プロレスから世界最大のプロレス団体WWEに移籍し、主力ブランド、スマックダウンに所属する“ロック・スター”の中邑。レッスルマニアでのAJスタイルズ戦に向け、先日、電話で日本のマスコミ向けに伝えたロングインタビューの後半をたっぷりとお伝えする。

−−最近、肉体がシェープになりましたが?
 こっちだと自分で運転して、自分で宿泊先を探して…とスケジュール管理が非常に厳しくなっている。タイムスケジュールを管理し予定を立てているので、体に関しては(厳しい管理を)やってますね。

−−ホテルのジムでトレーニングしているんですか?
 どうしても年間200試合(をこなし)、かつ飛行機移動、自分でドライブもしている。自分でジムを探してトレーニングしています。自分の好きなトレーニング方法を入れるとしたら、インターナショナルツアー以外の週3日しかないんですよ。それで体を回復させるのか、それともスパーリングやボクシング、キックボクシングとかのトレーニングをするのか。どうしてもジムワークが多くなってくるので、そこを工夫しながらやってますね。あとは食事が大きいです。

−−食事は外食が中心ですか?
 日本はどの街に行ってもおいしいものがあふれてる。アメリカは(食事に)そこまで期待できないので、ダイエットに対する誘惑が少なくて済むんですよ。ちゃんとした日本食は超難易度が高いですから。あとはアメリカにはヘルシーフードの流行りがあって、ジムに通ってトレーニングする人が日本より圧倒的に多い。自己管理する環境に接しやすいというのはありますね。

−−プロモーションの時間が増えていますが、しゃべりについて自己採点すると何点ですか?
 100点でないことは確かです。例えば発音の悪さなんてものは、いいようにとらえれば、それもフックになると思ってます。コミュニケーションは普通に取れているので、気にはしてないですけど、どこで印象を残せるかですよね。いい印象にしろ、悪い印象にしろ。

−−コスチュームへのこだわりは?
 レッスルマニアのコスチュームはかなりの時間とお金をかけました。日本で今まで作ってもらってた方が辞めてしまって、しばらくはアメリカでやってたんですけど、どうしてもクオリティーの差が…。日本で作ってもらえる方を探して、アメリカまで来てもらってます。レッスルマニアのコスチュームは自分のテーマに沿ったものになると思います。

−−全体的な注目度が高まる中、他の試合とどんな違いを見せたいですか?
 すでに全く(他の試合と)違いますからね。それを狙ってAJスタイルズを指名したわけですけど、他のWWEの選手の組み合わせではできない試合をしようと思います。

−−勝ったらどんな姿を見せたいですか?
 うーん。どうも形容しがたい。試合に勝ちたいというよりも、内容も含めてレッスルマニアに出場するすべての選手に勝ちたいな。

−−大観衆からの声援については?
 客が乗れば乗るほど、自分も気持ち良く試合ができますから。パフォーマンスは上がりますね。楽しみです。特にレッスルマニアですから。意思を持って(観に)来ている人たちなんで。『たまたまレッスルマニアに来ました』っていう人はまずいないじゃないですか。

−−ロイヤルランブルに優勝したことで、注目度が高まりましたが?
 こっち(アメリカで)は普段からけっこうカジュアルに声をかけてくるので…。そこまで効果があった印象はないですね。アメリカ人は「ヘイ、シンスケ!」って感じで声をかけてくれるので、友だちだったっけ?みたいな(笑)。

−−インスタグラムにサーフィンの写真を載せていますが、週に何回行ってますか?
 行ければ毎週ですね。毎日は行けないので。インスタグラムには趣味を載せて、気が向けば宣伝。サーフィンに関してはただ単に記録の写真です。もうちょっと上手くなりたいというのもありますし、どこかサーフィン系のスポンサーが付いてくれないかなというのもあります(笑)。

−−日本のファンへ、レッスルマニアの楽しみ方を教えてください。
 僕も生で観て3回目。もっと長く観ている人もいる。いちばんの醍醐味はどデカイ会場で、世界中の人たちと楽しむということ。ライブ配信も含めて、世界が一体になるという部分はありますね。

−−WWEの環境には100%慣れましたか?
 100%ではないですね。アメリカで生活している以上、文化の違いもあるし。大阪の人が東京に来ると慣れないとかあるじゃないですか。だいぶ心地良くやってますけど、それにおごらずって感じで、日々やっています。

−−移動中の車中では何をしてるんですか?
 英語の教材を聴いたり、YouTubeで落語を聴いたり。他のレスラーといるときはダラダラしゃべったりします。運転が長い時は次の街まで5時間(かかる)とかあるんですよ。3時間ぐらいでストップして宿泊みたいな。雪が降ってたら、泊まる予定だった宿泊先をキャンセルして、ちょっとだけ行ったところの宿泊先にしてとか(日程変更する)。けっこう車中でできることってないんですよね。

−−昔から落語は聴いていた?
 聴いてないですね。何かないかなと思ってて。たまたまYouTubeのオススメに出てきたのは立川志の輔さんだったんですけど。音声だけで楽しめるっていうのはよくありますね。音楽も聴きますけど、それだけじゃ飽きるので。

−−バレンタインデーはインスタグラムに赤福の写真をアップしていましたが?
 コスチュームをデザインする方をアメリカに呼んだときに、ダメもとで賞味期限が切れるのを承知の上で、赤福をお願いしたんですよ。赤福は日本にいるときも自己責任のもと1週間ぐらいかけて食べていたので。あれは1日でサラッとは食えないでしょ(笑)。

−−中邑さんのマネをする中邑珍輔は知っていますか?
 その方だけじゃなく、世界中のいろんな方がコスプレのネタにしてくれる。パフォーマンスしてる方としては、いいことなんじゃないかなって。

−−最後に日本のファンにレッスルマニアや夏の日本公演に向けたメッセージをお願いします。
 レッスルマニアには最高の形で出場できるので、結果を手にし、最高の形で日本公演に出場できればと思ってますね。

−−ありがとうございました。

 新日本時代もインタビューは“長め”だった中邑だが、先週、今週とお届けしたロングインタビューは、予定をはるかに超えるものだった。レッスルマニアで勝利を収めるようなことがあれば「プロレス版メジャーリーガー」として、チャンピオンリングならぬチャンピオンベルトが舞い込んで来る。世界最大のプロレス団体であるWWE最高峰のベルトを、英語圏、スペイン語圏以外、なおかつ世界的に見ても割合が少ない日本語圏の選手が巻くのは不可能と言われていたこともあった。それだけに、歴史的快挙に期待が高まる。

 次週は中邑と同じく、アメリカで活躍するレスラーをインタビューした。レッスルマニアで“リビングレジェンド”リック・フレアーの実娘、シャーロット・フレアーが持つスマックダウン女子王座に挑戦する日本人スーパースター、アスカのロングインタビューをお届けする。お楽しみに。

【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.2】
文・どら増田
写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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