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県職員男、歩行中に自動車に激怒しワイパーを引きちぎり 「自分は悪くない」の主張に怒りの声

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画像はイメージです

 宮城県産業技術総合センターに勤務する44歳の男が、煽り運転を行ったうえワイパーを引きちぎるなどして、器物損壊の疑いで逮捕されたことが判明。驚きの行動と言い訳に怒りの声が上がっている。

 逮捕されたのは、県産業技術センター勤務の赤間鉄宏容疑者。19日午後4時15分頃、仙台市太白区の自宅付近を歩行していた際、すれ違った自動車に激怒すると、飛び出して停車させた挙げ句、リアワイパーを引きちぎり、車に投げつけた疑いが持たれている。

 警察によると、赤間容疑者は警察の取り調べに対し、「轢かれそうになったからやった。自分は悪くない」などと容疑を否認しているという。轢かれそうになり怒ったことは事実なのだろうが、他人の車に搭載されたワイパーを引きちぎり、それを投げつけるのは犯罪行為で、何ら言い逃れはできないはずだ。

 赤間容疑者は宮城県産業技術総合センターに勤務しているが、3か月以上休職していたという。原因はわかっていないが、ネット上では精神的な病気を指摘する声も出た。

 常磐自動車道で煽り運転を行ったうえ、運転者に執拗な暴力を振るった宮崎文夫容疑者の事件もあり、全国で煽り運転による暴力など交通をきっかけとした暴力事件が相次いでいるが、歩行者が走行していた自動車を止め、ワイパーを引きちぎる事案は極めて稀である。

 この特殊な事件に、ネットユーザーからは「怖すぎる。どうしたらそんな行動に出られるのか」「異常すぎる事件。歩行者が向かってきてワイパーを折るとか…」「たとえ轢かれそうになったとしてもこれはアウト」など、容疑者に対して怒りの声が上がる。

 また、容疑者が公務員で3か月以上休職していたという事実について、「3か月も休ませて給料を出していたなんて許せない」「ワイパーを引きちぎる元気があるなら仕事をしろ」「仕事もせず暴力事件を起こすなら懲戒免職にするべきだ」という厳しい声も多かった。

 煽り運転の宮崎容疑者の件のように、全国で殺伐とした交通をきっかけとした暴力事件の報告が相次いでいる昨今。不要な争いを起こさぬような運転をするとともに、ドライブレコーダーの搭載やどんなことがあっても窓を開けない、速やかに通報するなどして身を守ってほしい。

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