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副業経験者700万人突破 芸能人の副業、堅実な壇蜜のきっかけは

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壇蜜

 近年、政府が進める「働き方改革」により、社員の副業を解禁する企業が増えている。そうした影響からか、副業経験者は700万人に達したとも言われている。(株式会社ランサーズ調べ)

 実際にネット上では、副業について様々なコメントがあがっており、「アプリの開発を始めた」「手作りアクセサリーの販売に挑戦している」「副業で記事の執筆を始めた。ゆくゆくは本業にしたい」と積極的な姿勢がうかがえる。また、「自分の好きなことで副業してみたい」「どんな副業があるのか調べているところ」など、世間の流れを受けて副業に興味を持ち始めている人もいるようだ。一部では、「副業で稼げるのなんて一握り」「そもそも副業ブームはそんなに広まらないと思う」といった批判的な声も見受けられるが、全体的には副業をポジティブに捉えている人の割合が高いといえるだろう。

 副業に関するニュースは、芸能界でも相次いでいる。2016年に女優の柴咲コウがIT企業のCEOに就任、2017年には俳優の山田孝之が新会社を設立して自らCIOに就任したとして話題になった。また、つい先日もタレントの渡辺直美が都内の一等地に高級バーをオープンさせたと「女性自身」(光文社)が報じたばかりだ。

 こうした芸能人の副業の中でも、注目すべきはタレントの壇蜜。2013年にオリコンのインタビューで“もう芸能界はいいかなって。立体駐車場の経営のほうが儲かるかな”などと発言して注目を浴びた。この発言以降、壇蜜が副業として駐車場経営しているという噂は有名だ。『サンデージャポン』(TBS系)に隔週レギュラーで出演、グラビア雑誌にも定期的に登場するなど、本業は順調に見える壇蜜が、なぜ積極的に副業を行っているのだろうか。

「一部メディアでは、駐車場経営だけで年収800万円とも報じられていますが、実際に壇蜜さん本人が明かしたわけではないようです。ただ、壇蜜さんは以前イベントで、芸能界での仕事について“不安定”であることを強調し、“事務所に所属しているだけで何の保証もない”とコメントしていました。また、雑誌FRaUと現代ビジネス(いずれも講談社)のコラボレーション企画インタビューでは、“事務所に入ってからも自分が売れるなんてまったく思っていなくて…(中略)3年くらいが潮時だろうと。そしたら、また新しいことをして生活していこうかと考えていた”と明かしていました。これだけ危機感を持って仕事されている芸能人は珍しいとも言えます」(芸能ライター)

 自身の知名度を生かしたブランドを立ち上げたり、飲食店を経営する芸能人が多い中、経済的安定を求めた副業をする壇蜜には共感する声も多い。こうした“現状の仕事に対して危機感を持つ姿勢”は、一般人でも見習うべき要素かもしれない。

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