新元号でも改名なし、平成ノブシコブシの歴史を振り返る

お笑い 2019年05月01日 12時30分

新元号でも改名なし、平成ノブシコブシの歴史を振り返る平成ノブシコブシ・吉村崇、徳井健太

 新元号を迎え話題となっているのが、お笑いコンビの平成ノブシコブシ(以下ノブコブ)だ。元号を商標としない法律ができたため、名前が使用できなくなるのではと言われてきたが、法律はさかのぼっては適用されないため、ひとまず「平成」を名乗り続けることはできるようだ。

 現在は人気芸人の仲間入りを果たしたノブコブであるが、彼らは隠れた苦労人として知られる。歴史を振り返ってみたい。

 ノブコブの出会いは、吉本興業の芸人養成所である東京NSCで、5期生である。同期の出世頭としては芥川賞作家ともなった又吉直樹と、ニューヨーク滞在中の綾部祐二のピースがいる。そのほか料理人転身を果たした三瓶、ミュージカルネタでおなじみの大西ライオンらがいる。今でこそ知名度を獲得したノブコブであるが、吉村崇は7回、徳井健太は4回のコンビ解散を経験している。コンビは一度解散してしまうと、「解散グセ」がついてしまう。彼らもそうした負のループにハマってしまったようだ。

 2000年に結成以降、ぱっとしないノブコブが注目されたのは、2006年に吉村が『やりすぎコージー』(テレビ東京系)に出演し、「脇鳴らし芸」を披露してからである。さらに、同年には『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で準決勝に進出するなど、実力派コンビとして知られるようになる。

 やがて、吉村の「破天荒キャラ」が注目されるようになり、2015年の『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)では、愛車の2000万円のBMWが破壊されるハプニングも起こった。それと同時に、吉村以上に破天荒な、ガチのキャンブル好きである徳井の“クズキャラ”も注目されるようになる。この時点でノブコブは15年以上の下積みを経験しており、かなりの苦労人コンビといえるだろう。

 ノブコブは下積み期間の長さ故に、上下関係をしっかりとわきまえた礼儀正しいコンビとしても知られる。特に、吉村はかわいがられる後輩キャラでもあり、芸能界のレジェンドといえる堺正章による『新チューボーですよ!』(TBS系)では、最後のアシスタントを務めている。さらに、『しくじり先生俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)では、的確なツッコミを入れつつ、出演者に温かい言葉をかける、アツい話をするキャラとしても知られるようになった。

 すでに、芸能界で確固たる地位を築いた彼らは、新元号でも活躍を続けて欲しいものだ。

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