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『検察側の罪人』コンビのキムタクとニノの重なる縁と共通点

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 木村拓哉との初共演が話題となった映画『検察側の罪人』で、嵐・二宮和也が「第43回 報知映画賞」の助演男優賞を受賞した。ジャニーズタレントでは14年に先輩のV6・岡田准一が、『永遠の0』で主演男優賞を受賞している。

 受賞作で二宮は、木村演じるエリート検事と対抗する新米検事を熱演した。俳優としては初顔合わせとなったキムタク&ニノという組み合わせで、公開前にはメディアジャック。その努力が功奏して、公開初週の全国映画動員ランキングで初登場首位を獲得している。

 2人には、意外な共通点があった。昭和から平成にかけてのロングランで国民に支持された学園ドラマ『3年B組金八先生』(TBS家)のオーディションで落とされているのだ。事情に詳しい芸能ジャーナリストが振り返る。

 「ジャニーズ事務所では80年代前半のトシちゃん(田原俊彦)、マッチ(近藤真彦)以降、デビュー前のジャニーズJr.たちの登竜門となっている“金八”。ですが、木村さんは88年の第3シリーズ、二宮さんは嵐がデビューした99年の第5シリーズの生徒オーディションを受けて、不合格でした。その2人がおよそ20年の時を経て、邦画界のトップ(木村「武士の一分」・二宮「母と暮らせば」など)を獲っているのですから、不思議な巡り合わせです」

 “金八”といえば、俳優・武田鉄矢の出世作。87年にジャニーズ入りした木村は、翌88年に俳優デビュー。その16歳のとき、のちにSMAPとなる中居正広と一緒にオーディション会場に行かされて、ともに落ちている。ちなみに、木村と中居は芸能活動が忙しくなりはじめた高校時代、木村は千葉県、中居は神奈川県の高校から都内に編入。その編入試験も一緒に受験して、高校卒業まで共にしている。

 2人が落第した同年の“金八”には、のちにSMAPとなる森且行、V6・長野博、俳優・浅野忠信が合格している。森は、96年にSMAPを脱退。現在はオートレーサーだ。浅野は木村と昨年の連ドラ『A LIFE〜愛しき人』(TBS系)で共演しており、その第5話のゲスト俳優が武田だった。

 木村は森との“金八対決”で大敗を喫したが、同じく二宮も、同世代Jr.に戦で負けていた。相手は、風間俊介。風間は同年のオーディションを突破して、優等生ながら少年犯罪に手を染める難役を怪演している。

 ちなみに、二宮と風間は83年6月17日生まれで、まったく同じ生年月日。こちらもやはり、奇縁である。

 木村は、19年が主演映画『マスカレード・ホテル』(1月18日公開)で幕開け。“検察側コンビ”が体感した重なる偶然や縁は、今作でもあったか。気になるところだ。
(伊藤由華)

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