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2018年に終幕した伝説のバラエティー『めちゃイケ』 “SMAPライブ乱入”がターニングポイントだった?

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岡村隆史

 2018年春、長年フジテレビを引っ張ってきた『めちゃX2イケてるッ!』が終了した。いわずもがな、ナインティナイン(岡村隆史、矢部浩之)、極楽とんぼ(加藤浩次、山本圭壱)、よゐこ(有野晋哉、濱口優)ら、“お笑い第四世代”と呼ばれる面々がレギュラーを張り、数々の伝説を残していった番組である。

 めちゃイケの中で代表的なシリーズと言えば、“岡村オファー”が挙げられる。クライアントからオファーを受けた岡村が、結婚式の司会、月9俳優などをこなしていくという企画で、数々の伝説を残したことでも知られる。そもそも同シリーズは、ジャニーズJr.に参加した岡村が1997年“SMAPライブへ乱入”したことが発端だ。

 「実、当時番組は『めちゃX2モテたいッ!』からゴールデンに上がったばかりで、“『めちゃモテ』の頃の方が面白かった”と、いわゆるゴールデンに進出する番組の宿命を背負わされていた時期でした。岡村も思うような動きができないため、番組の監督(当時)である片岡飛鳥氏とモメていたそうですよ」(芸能ライター)

 SMAPライブ潜入後、“これは面白いのか?”と疑問を持った岡村は、矢部に「面白かったか?」と聞いたという。矢部は「今までで一番面白かった」と回答したのだが、納得はいかず、片岡氏に「こういうの二度とやりません」と宣言したとのこと。しかし、蓋をあければ視聴率も高く、評判も良かったため、数年後に謝罪したのだとか。そのやりとりがあったからこそ、長らく続いた、SMAP、モーニング娘。、EXILE、三浦大知などの“ライブ乱入企画”へ繋がったのだ。

 また、人気企画“期末テスト”(過去に、視聴率33.2%を獲得したこともある)にはこんな逸話がある。番組では、濱口が“おバカキャラ”として君臨しているが、第1回目は番組を仕切る矢部が最下位になるだろうという予想のもと、企画が行われたものだった。

 しかし、濱口の回答があまりにもヒドかった。英語の名前欄に「masaru hamaguche」と記載、数学では、割り切れる数を「ぐう算」、割り切れない数を「き算」と書くなど、面白回答を連発。

 「わざとでは?」と訝しんだスタッフは、同じくテストを受けた同級生の有野に「こういう回答なんだけど、アイツはマジなの?」と聞いたという。有野は、濱口の学力を知っていたため「マジですね」と返答。急きょ方向性を変えることになった。こうして、後のめちゃイケの柱となる企画は生み出されたのだ。

 数々の称賛と数々の批判を受けながら進み続けていためちゃイケ。様々なコンテンツがある現代において、“時代遅れ”だと揶揄されるかもしれないが、それでも復活を待ち続けているファンは多いのではないだろうか。それがダメでも、めちゃイケのような伝説的なお笑い番組が誕生することを切に願いたい。

※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区

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