search
とじる
トップ > 社会 > 高額医療費「クレジットカード払い」で家計負担がこんなに抑えられる!

高額医療費「クレジットカード払い」で家計負担がこんなに抑えられる!

pic pic

提供:週刊実話

 医療費負担を少しでも抑えるための裏技の1つとして、クレジットカードでの医療費を支払うという手がある。ドラッグストアに併設されている調剤薬局で薬を調合してもらう場合は、クレカとその店のポイントカードで2重にポイントが貯まる。

 また病院前に並ぶ”門前薬局”といわれる保険調剤薬局でも、クレカが利用できるところは多い。そしてカードを使える病院も増えている。

 国立病院機構や大学病院では、早くからカード決済が導入されており、徐々に公立病院や民間病院、一部の診療所にも広がっている。例えば1年間に支払う自己負担分が約50万円とすると、還元率1%のカードを使用しているケースでは医療費の支払い分で年間5000円程度のキャッシュバックを受けられる。

 健康保険には、1カ月に患者が支払う自己負担分に上限を設けた「高額療養費」という制度がある。医療費の負担によって家計が破綻し、貧困に陥らないように配慮したもので、この制度のおかげで際限なく医療費がかかるという心配はない。

 1カ月の限度額は年齢や所得によって決まっており、たとえば70歳未満で、年収約330万〜770万円の人の限度額は《8万100円+(医療費−26万7000円)×1%》。1カ月の医療費が100万円かかった場合は、8万7430円が限度額となる。

 治療が長引いて、過去12カ月間に高額療養費の対象となった月が3回以上になると、4回目以降はさらに限度額が引き下げられて4万4400円になる。これが「多数回該当」という制度だ。

 このように高額療養費制度によって、患者の負担は一定額までに抑えられるとはいえ、療養が長引くと個人の負担は決して軽いとはいえない。多数回該当が適用され、月々の負担が4万4400円でも、毎月かかれば1年間で約53万円になる。

 ただし医療費をカード決済にする場合、特にリボ払いは借金と同じなので、家計との兼ね合いで無理のない方法を選ぶことも肝要だ。

社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ