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吉本興業「所属芸人2000人面談」の重石となるか中田カウス

 闇営業騒動で激震の吉本興業が、反社会的組織へのコンプライアンス遵守を強化するとの声明を発表。大﨑洋会長は「(会社を)非上場とし、反社勢力の人たちには出てもらった。関わった役員や先輩たちも追い出し、この10年間やってきたつもりが、このざまだ」と反省しきりの謝罪をしたが、在阪のお笑い関係者から「カウスがいる限り、問題の解決にはならない」という声が上がっている。

 2007年1月、吉本の創業家と経営陣の間でお家騒動が勃発。創業家当主だった林マサ未亡人が、週刊誌上で中田カウス(70)と五代目山口組組長との黒い関係を暴露。カウスと暴力団の交際が取り沙汰された。

 「マサさんの夫で吉本興業社長だった婿養子の林裕章さんは、女性問題や金銭トラブルのスキャンダルが絶えなかった。カウスが五代目の名前をチラつかせてトラブル処理に奔走。その功績が認められて、吉本の特別顧問に就任したんです。お家騒動で特別顧問の肩書は外されましたが、なぜか処分しなかったんです」
 と語るのは元吉本社員。

「カウスはお家騒動が起こる前から吉本内で権勢を振るっていたんですが、目の上のタンコブだったのが、『テレビ界の帝王』として君臨していた島田紳助だったのです」(同)

 お家騒動から4年経った2011年8月、紳助は暴力団幹部との密接交際を認めた。暴排機運が高まる中、吉本上層部に「紳助引退」を進言したのはカウスだった、という話もある。

「暴力団排除条例の完全施行(2011年10月)が目前に迫り、企業へのコンプライアンス遵守が厳しく求められるようになった。紳助は潔く引退したが、見方を変えれば、紳助は昔気質の人間で社会の変化に対応できなかったともとれる。紳助より暴力団とズブズブな関係だったカウスは生き残っている。芸人たちはカウスの存在に怯えていますよ」(在阪テレビ関係者)

 2009年1月、カウスが何者かに金属バットで襲撃される事件が起きた。
「その後、カウスの自宅に脅迫状が届き、元『コメディー№1』の前田五郎に脅迫状の筆跡疑惑が持ち上がったんです。前田も以前から暴力団との黒い交際が噂されていた。吉本は同年9月に契約解除。あの時にカウスへも何らかのペナルティーを下していればよかったんです。なんでカウスを優遇するのか? 上層部の弱みを握っているからといった、あらぬ噂も出てくるんです」(同)

 2014年には、吉本主催の『上方漫才協会』初代会長にカウスが就任した。
「吉本が打ち出した所属芸人2000人と面談して“反社と付き合うな”と指導しても“カウスはどうなんねん”となる。面談は釈迦に説法ですよ」(同)

 闇は深い。

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