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山田涼介主演『セミオトコ』、同じく金曜ドラマ『凪のお暇』のせいで不安の声?

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黒木華

 Hey! Say! JUMP・山田涼介主演の金曜ナイトドラマ『セミオトコ』(テレビ朝日系、夜11::15〜放送)が、本日26日から放送がスタートする。

 本作は、『イグアナの娘』(テレビ朝日系)や『ひよっこ』(NHK系)を手掛けた岡田惠和氏が脚本を務めるオリジナルドラマだ。東京郊外にあるアパート「うつせみ荘」に住む、冴えない独身アラサー・大川由香(木南晴夏)が、ひょんなことから、セミの王子と名乗るセミオトコ・通称セミオ(山田)と出会い、共同生活をすることになる――というストーリーとなっている。

 予告編では、人間の姿になったセミオが、由香に顔を近づけ、「なんて美しい生き物なんだ!」と目を輝かせるシーンや、「お仕事お疲れさまでした」と優しく微笑むシーンが公開された。

 これを見たファンからは、とある“不安”の声が挙がっている。「山田が可愛すぎる〜!凪のお暇のあとにセミオトコとか不安でしかない。心臓持たないしキュン死していまいそう…」「金曜日、ラインナップよすぎでしょ。楽しみ過ぎて逆に仕事に集中できない(笑)」「凪のお暇を見たあとに深夜0時までセミオトコ見るって、確実に眠気との戦いが待っているやつじゃん。でも、リアタイで見たいんだよな〜」と、本作の放送時間よりも早い「金曜ドラマ枠」の『凪のお暇』(TBS系、夜10:00〜放送)との連続視聴に関する不安の声が挙がっているのだ。

 『凪のお暇』は、空気読み過ぎなOL・大島凪(黒木華)が会社を辞めて引っ越し、新たな人生を送るというストーリーだ。元カレの我聞慎二は高橋一生、凪の隣人の安良城ゴンは中村倫也が演じている。胸キュンシーンも多く、19日放送の第1話では、いつも凪に憎まれ口を叩く慎二がスナックで、凪が本当に好きだと泣き崩れるシーンや、ゴンが凪をハグするシーンが描かれた。ただでさえ、胸キュンシーンの多い『凪のお暇』の放送後に、さらに本作を見ることで、“キュン死”してしまうことを恐れている視聴者が多いようだ。

 さらに、「凪のお暇もセミオトコも、自己肯定感低めのヒロインだから、連続で見たら共感しすぎて涙腺崩壊しそう」「凪も由香も、なんか冴えない感じが似てるね。だからこそ、どっちにも感情移入して心が痛くなりそうで怖いんだよな…」という不安の声も挙がっている。『凪のお暇』同様、セミオトコのヒロインの由香は自己肯定感が低く、「私が死んでも誰も悲しまないのかな」という孤独を抱えている。予告編では、「生きてていいんだよって言って」とセミオに懇願し、セミオに抱きしめられながら涙するシーンも描かれた。

 「本作は、ただのファンタジーラブコメディではなく、人間誰しもが抱える孤独や、“何がしたくて生きているのかわからない”という漠然とした不安をテーマにしているヒューマンドラマとなっています。確かに、ヒロインが生きる意味を見つけていくという点では、『凪のお暇』と同じです。しかし、“人間の姿をしたセミの王子様”というフィクション要素を取り入れることで、「重すぎず軽すぎず」といった程よいバランスの取れたドラマとして、視聴者がフランクに見られるようになっているのです」(ドラマライター)

 また、本作では、今田美桜やお笑い芸人のしずちゃん、V6の三宅健など、出演者もかなり豪華である。出演者の演技や、今後の放送情報も併せて注目したい。

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