「以前はこうした情報商材って専門の業者が扱っていましたが、今は自作して売る素人も多い。個人向け情報商材を売買できるサイトもあり、副業感覚で試しに始めてみたんです」
そう語るのは、ナンパや恋愛など、複数の自作情報商材をネット上で販売するYさん(29歳)。ただし、彼の女性経験は2人だけ。恋愛経験は「むしろ人より少ない(笑)」と話す。
「ネット上の恋愛マニュアルやナンパ攻略サイトなどの情報をつなぎ合わせただけ。商材といってもA4用紙2〜3枚の文字量ですし、販売価格も内容によりますが500円から2000円程度に抑えています。個人商材サイトの相場に合わせたこともありますが、このくらいの価格なら内容がショボくても『安いから仕方ないか』って思えるじゃないですか。実際、今のところ、ひどいクレームなどは寄せられていません」(Yさん)
ちなみに、Yさんは現在、女性を満足させるセックステクニックの商材を制作中。ただし、こちらの内容もネットで集めた情報をつなぎ合わせただけだという。
「以前、ネット記事を書くウェブライターのバイトをしていましたが、やっていることは当時とほぼ同じ。むしろ、ネット記事はギャラも安くて割に合いません。それならば売れた分だけ収入に反映される商材のほうがずっといいと考えたんです。今まで約20種の情報商材を出しましたが、利益は25万円。ヒットした商材もあるので、そこそこの収入になっています」(同)
これだけ稼げるなら、副業としては悪くない?