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「ももクロ」のキスマーク付き偽サインを販売した男女を逮捕

 千葉県警サイバー犯罪対策課は8月28日、人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」(以下、「ももクロ」)のメンバーのサインを偽造して、インターネットオークションで販売したとして、詐欺の疑いで、東京都渋谷区笹塚の無職の男(32)と兵庫県尼崎市南武庫之荘の無職の女(23)を逮捕した。

 2人の逮捕容疑は、昨年11月16日に「ももクロ」の玉井詩織さん(19)のサイン色紙を偽造し、インターネットオークションサイトの「ヤフーオークション」に出品。栃木県宇都宮市に住む看護師の女性(21)に落札させ、同26日に現金2万1700円を振り込ませ、詐取したとしている。色紙には偽のキスマークまで付いていた。

 同課によると、男が出品、販売を担当し、女はサインの偽造を受け持つ形で役割分担。11年8月〜今年7月までの約3年間で、「ももクロ」などの偽サイン色紙など約2600点を、1枚1000円〜20万円程度で販売し、計約3250万円の売り上げを上げていた。被害者はのべ1000人を超えている。

 調べに対し、女は「私がサインを書き、キスマークもつけた」と容疑を認めているが、男は「販売したのは間違いないが、偽物とは知らなかった。本物のサインだと思って販売した」と、一部容疑を否認しているという。

 2人はインターネットを介して知り合った間柄で、面識はないとみられている。

 本物だと思ってネットオークションで高値で落札したら、それが偽物で、偽のキスマークまで付けられていたとは、被害者にとってはとんだ災難。皆さんも、ネットオークションには、くれぐれもご注意を!
(蔵元英二)

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