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高校野球「球数制限」よりブーイングが大きそうな「女子マネ」問題

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提供:週刊実話

 夏の甲子園が101回目を迎えた。新元号の新たな一歩を踏み出した今大会は、女子マネジャーの地位も向上させようとしている。

 「まだ一部ですが、全国には『ノックのできる女子マネジャー』が出現しました。公式戦では試合前に女子マネジャーがノックをするのは禁止されていますが、普段の練習では監督に代わってノッカーを務めているそうです」(スポーツ紙記者)

 地方大会の予選中、出場校を紹介するVTRなどで、何校か、その姿が紹介されたという。その女子マネジャーは、もともとはプレーヤーだったとか。小学校、中学校でクラブチームや軟式部活動に在籍し、進学先にソフトボールや女子野球の部活動がなかったため、マネジャーに転身。打撃の基礎技術ができているので、ノックはお手の物。男子顔負けの鋭い打球を内外野にガンガン飛ばし、中には監督でもミスショットをすることの多いキャッチャーフライまで打てる女子マネジャーもいるという。

 「女子マネジャーがノックのお手伝いでボール渡しをすることについても、高野連は禁止していました。世論から非難を浴び、2016年以降はヘルメット着用で許可されました。各校の監督、部員が女子マネジャーのグラウンド入りを認めているのなら、特に問題ない話でしょう」(同・記者)

 ひと昔前は記録員としてのベンチ入りも認められなかった。もっとも、女子マネジャーのノックは学校数が少ないので、すぐにルール変更とはならないかもしれないが、こんな声も聞かれた。

 「昨夏、100回目の記念大会を盛り上げるため、女子ダンス部のある関西圏の学校3校に『栄冠は君に輝く』のPRビデオを作成し、ネット上で180万回以上の再生がカウントされています。今年も制作されました。高野連も女子高生に力を借りているのだから、女子マネジャーに何かと制限を付けるのはおかしいでしょう」(スポーツライター)

 大会後、高野連幹部は有識者を招き、球数制限に関する協議を行う。女子マネジャーのさらなるグラウンド進出も早めに手を打っておかなければ、球数制限同様、社会問題に発展しそうだ。

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