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ナマリは気にしない!? フィリピンに英語留学する人が増加中

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提供:週刊実話

 一昔前、大いに繁盛していたフィリピン・パブ通いをカミさんからたしなめられたお父さんが、「英語を勉強しに行っているんだよ」と言い訳し、妻から「フィリピン訛りがついちゃうわよ」と叱られたという笑い話がある。

 それも今や昔、フィリピンへの語学留学生の数が、英国を抜き米、豪、加に次ぐ4位となった。米豪への留学生が大きく減少したのに対し、フィリピンへ留学する人の数は2016年の3918人から6238人と約1.6倍に増えているのだ。

「フィリピンは、米国の植民地だった関係で、1930年代には英語能力を持つ人の人口が国民の30%を超えていました。母国語はタガログ語ですが、第2言語として幼いころから英語を勉強しています。ですからフィリピンでは英語が広く使われているのです」(フィリピン在住日本人)

 フィリピン留学が伸びている理由は3つあるという。

 「第1に、日本から4〜5時間で行けるだけでなく、日本からの直行便が多いこと、第2に欧米や豪・加に比べると生活費まで含めて半額以下の料金で留学できるというコストの安さ。第3に人件費が安いため、レベルや目的に合わせたオーダーメイドの授業をマンツーマンレッスンで学べることでしょう。そしてフィリピンに留学する生徒のうち7〜8割が、フィリピン第2の都市であるセブ島に向かいます。セブ島はインフラが整い、セブ・マクタン国際空港は国内線で30都市、国際線で37都市へ就航するなど便利この上ない。また世界的なリゾート地であるため、治安の良いことも見逃せません」(国際ジャーナリスト)

 セブ島留学の特徴は、期間的には圧倒的に3カ月未満が多く、2020年東京オリンピックに向けて、オフィスワーカーの社会人だけではなく、飲食店や接客業で働く女性の留学も増えているという。訛りの心配も今はないようだ。

 「訛りとは、その地方特有の発音や標準語・共通語とは異なった発音のことです。それが正しい、正しくないの問題ではなく、地域によって発音が違うのは当たり前のことですよ」(同・ジャーナリスト)

 であれば、東京・足立区竹ノ塚にある「リトルマニラ」で十分かも…。

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