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張本氏『プレミア12』に「名前を変えるべき」“1位にはダイヤモンド”贈呈と提案?

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張本勲

 3日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が野球の国際大会「プレミア12」について苦言を呈したことが物議を醸している。

 張本氏は「プレミア12」について、「プレミアって名前つけてるでしょ、金銀銅、オリンピックじゃないんだからね、名前を変えたほうがいいわね」と指摘する。

 そして、「興行の1つなんだから、例えばダイヤモンドシリーズと。1位はダイヤモンド、ビンゴ全部配るとか。儲かってるんだから、2位は翡翠、3位はオパールとか。ちょっと今、あった方が面白いと思うんだけどねえ」

 と名称変更を提案。さらに、

 「やっぱり名誉であるけども、プロだからね。何か還元するものがないと、なかなかトップクラスは出てこないんですよ。11月12月は身体を休める時期なんですよ。9か月心身ともに疲れ果ててるんだから。1か月以上かかるんだ、元に戻るのは。それでプレーをせいと言うんだからね、多少見返りはないとね。これから考えてもらいたいわね」

 と、プレミア12の体制を独自の視点で問題提起する。関口宏は話を聞くと、ゲストの元読売ジャイアンツエース・斎藤雅樹氏に「斎藤さんどうですか?」と質問。同氏は笑顔ながらも張本氏の持論は口にせず、日本チームを冷静に分析し、話題を次に移した。

 張本氏の発言に、ネットの反応は賛否両論。「選手にとっての見返りはあるべき」「メリットがないから辞退者が相次いでいる」「1シーズンの疲労がある中でプレーするのに何もなしではやる気にならない」と賛同の声もあったが、「意味がわからない」「ダイヤモンドシリーズはダサい」「国の名誉という大きな使命があるのでは」という反論も出た。

 プレミア12は世界大会ながら、認知度は低く、その価値も高いとは言えない。価値を上げていくためには、大会を継続させるしかないはず。多くの選手を参加させるためには、張本氏の言うように、「見返り」を設定するべきかもしれない。

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