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医者、僧侶ほかお笑い芸人の仰天本職いろいろ

 コアなお笑いマニアに愛されている“ライブ芸人”。ライブでしか活動できないその芸人のほとんどは、アルバイトが主な収入源だ。しかし、なかにはその逆で、安定した職業に就いたうえで、サイドビジネスを芸人と捉えている変わりダネもいる。ワタナベエンターテインメント所属のイブ&クララは、その典型例といえよう。

 クララこと蔵内隆秀は50歳で、イブこと岩渕佑香は24歳。年の差コンビだが、なんと、クララの本職は医師なのだ。東大医学部卒で、03年に父親が開業していた蔵内医院を継いだ。現在は、耳鼻科医。白衣と額帯鏡を身に付け、医学ネタを軸に展開するコントは、実話で構成されている。

 小学校のころから友だちを笑わせることが大好きだったクララは、すでに医師で生計を立てていた40代前半でお笑い学校に入学。卒業後の13年、同事務所に籍を置いた。今でも診療終了後や休日になると、メモ帳を片手に都内のライブ会場へ足を運ぶ。

 いっぽう、浅井企画に所属するドドん・石田芳道の実家は、元禄時代に創建された曹洞宗の寺院。石田も住職の資格を持っている、現役の僧侶だ。特技は、読経。かつては“いしだとうふ”というピン芸人だったが、芸人か住職かで将来を考えた末、両方やめないという大胆な決断を下した。

 スキンヘッドにめがね、本物の袈裟という風貌は、どこから見ても僧侶。現在は、東京・四谷にある『坊主バー VOWZ BAR』でバイト中。現職のお坊さんに人生相談をできる飲み屋とあって、メディアでよく紹介されている。さらに、同店員の僧侶で結成しているバンド・坊主バンドのメンバーでもある。

 ほかにも、本業をネタにしている芸人はいる。サンミュージック所属のプリマ・リエだ。元劇団四季の女優で、その後バレリーナに転身。かつては、お笑いプロレス・西口プロレスのリングにも上がっていた。チュチュドレスにトウシューズの衣装で、バレエ音楽に乗りながら踊るコントは業界唯一だったが、現在は2児のママとなったため、育休中。プリマと芸人の看板を下ろしてはいない。

 よしもとクリエイティブ・エージェンシーのラフレクラン・西村真二は、広島ホームテレビの元アナウンサー。現在は芸人だが、『とくダネ!』(フジテレビ系)にはアナウンサーと同じ“プレゼンター”の枠で出演中だ。

 芸人の市場は、ますます拡大していきそうだ。

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