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下着泥棒で現行犯逮捕された慶應義塾大学理工学部教授の素顔

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提供:週刊実話

 11月17日の午後2時過ぎ、千葉県市川市のアラフォー夫婦が住むアパートから女性下着2点(時価計400円)を盗んだ男が、窃盗容疑で現行犯逮捕された。

「被害者夫婦の夫が、ベランダに干してある妻の下着に手を伸ばしている中年男を発見。男はベランダからすぐに逃走しましたが、夫が住宅街の道路を逃げる犯人を追い掛け、300メートル走ったところで追い付き取り押さえました。すぐに警察官も駆け付け、男は現行犯逮捕されたのです」(全国紙社会部記者)

 逮捕されたのは白鳥世明容疑者(56)。何と慶應義塾大学理工学部教授だったことで捜査関係者を驚かせた。

「白鳥容疑者は警察官に『私が下着を盗んだことに間違いありません』と、素直に容疑を認めました。犯行現場の近所に住んでいて、散歩をしている最中に干してある下着が目に入り、発作的に盗んだと言っています。こういうケースは常習者が多く、余罪を含めて捜査しなければならないと考えています」(捜査関係者)

 白鳥容疑者は1994年に慶應義塾大学の講師となり、2000年に助教授、07年に准教授、14年からは教授に就任。同大学で順風満帆にキャリアを積み上げてきた。

 また、02年3月に大学発ベンチャーとして『有限会社白鳥ナノテクノロジー』(現在は株式会社SNT)を設立し、民間企業と共同開発した、野菜や果実にかぶせて鮮度を保持する『やさシート』や『シャキっとシート』が大ヒット。名実が伴った優秀な人物だっただけに、大学内での人気も高かったという。

「白鳥研究室は誰でも知っている大企業との連携が多く、毎年定員をオーバーするほどの学生が集まる人気研究室です。特に大企業に就職しようとする女子学生から人気が高かったですね。研究内容も注目されており学内での立場もよく、何が不満でこんな事件を起こしたのでしょうか」(慶大理工学部教授)

 余罪はあるのかもしれないが、出来心で盗んだとしたら、あまりにも大きな代償を払うことになった。

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