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中国人の“官製デモ”を温かく見守る異常な国「日本」

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提供:週刊実話

 去る8月23日夜、大阪ミナミにある高島屋難波店の前で、中国人の若者による「民主とは、秩序を破壊することではない」と香港を批判する数十人規模の集会が行われた。この集会では中国国歌を大声で歌う中国人や巨大な五星紅旗が振られていた。くどいようだが、場所は中国でも香港でもなく大阪である。

 「大阪で行われたということは、中国共産党政権の意をくんだ“官製デモ”でしょう。中国和平統一促進会という組織があります。1988年に鄧小平の提唱によって組織され、表向きは台湾との統一促進を目指す非共産党人士を中心とした民間組織とされています。当初は台湾独立反対を目的にしていましたが、現在ではチベットとウイグルの独立反対も掲げ、4952万人を数える全世界の華僑華人社会に根を張って影響を拡大しており、留学生も動員の例外ではありません」(中国ウオッチャー)

 7月24日には、オーストラリアのクイーンズランド大学に通う香港人留学生が香港の「反送中デモ」を支持する集会を開いたところ、乱入した大勢の中国人留学生との間で殴り合いになる騒ぎになった。

 8月17日には、カナダのトロントで香港人留学生が香港を支持する集会を開いた。すると中国人留学生が国旗を掲げた9台のフェラーリに乗って現れ、香港人留学生を「貧乏人」「FUCK YOU!」などと罵った。もちろん高級車フェラーリは、党幹部などの息子が所有しており、さすがに大国の品格が問われると中国国内でも批判された。

 「もしも中国の街頭で日本人の集団が君が代を合唱しながら日の丸を振りかざしたらどうなるか。たちまち公安が駆け付け、一斉に拘束されるはずです。ですがどんなに大胆な集会も日本では捕まりません。日本は政治活動が自由にできる天国なのです」(同・ウオッチャー)

 今年1月下旬、韓国から『平和オモニ(母)の会』が沖縄に来襲し「米軍基地反対」「北朝鮮への国際的制裁を解除せよ」とデモンストレーションをかけた。日本の進歩的な人々は、こうした中国や韓国の傍若無人ぶりにはダンマリを決め込む。実に不思議なことだ。

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