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優しい家政婦の裏の顔…老女から1500万円を奪った中年女性【背筋も凍る!女の事件簿】

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画像はイメージです

 「家政婦は見た!」に代表されるように、昭和時代の女性の代表的な職業の一つに家政婦があった。今回の「女の事件簿」は昭和の終わりに発生した「極悪家政婦」の事件を紹介したい。

 1985年2月28日、埼玉県某所の住宅街で、70歳後半の一人暮らしの老女から現金をだまし取ったとして、警察はこの家に出入りしていた家政婦の女(49歳)を詐欺の容疑で逮捕した。

 警察によると、この家政婦は70代の老女から1年の間に合計1500万円もの大金をだまし取ったのだという。おそらく個人対個人の詐欺ではトップクラスの高額であろう本事件。いったいなぜ、このような多額の詐欺事件が発生してしまったのだろうか。

 逮捕された家政婦は、1年前からこの老女の元に来ていたベテラン家政婦だった。仕事ぶりは真面目で遅刻などもなかったが、多額の借金を抱えており、毎日のように借金取りが取り立てに来ていたという。そんな借金取りから逃げるかのように家政婦の仕事を続けていた彼女だったが、ある日、老女がアパート2軒と、預金、国債など多額の資産を抱えていることを知った。

 家政婦は老女が夫に先立たれ一人であることをいいことに、「弟の会社の援助をしたい」と借金を申し入れ、最初は「食事代」から最終的には「トラック代」など、その額は大きくなり、最終的には家政婦は老婆から多額の借金をしてしまっていたのだ。

 なぜ、そこまで大量の金を家政婦に貸したのかだろうか。前述の通り、この家政婦の仕事ぶりが真面目だったことに加え、前任の家政婦とあまりソリが合わなかったことから、老女はすっかりこの悪徳家政婦を信用してしまい、最終的に1500万円にまで金額がふくれ上がったのだ。

 なお、家政婦が借金の返済に充てたのは200万円ほどで、残りの1300万円はボートレースや競艇などの公営ギャンブルに使ってしまったという。

 面倒見のいい家政婦の裏の顔は、ギャンブルで人生を棒にした哀れな中年女性の顔だったのだ。

文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)

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