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『news zero』、死去した“扇風機おばさん”「整形のきっかけは日本」と報道 高須院長が反論

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高須克弥公式ツイッターより https://twitter.com/katsuyatakasu

 「扇風機おばさん」の名前で知られ、整形依存症で顔が腫れてしまった韓国のハン・ヘギョンさんが15日、57歳で亡くなったことが分かった。

 「美しくて愛される歌手になりたい」という願望からたびたび整形を繰り返し、闇医者や、自己流の整形を施して顔面崩壊してしまったヘギョンさん。日本でもたびたびテレビメディアに取り上げられ、韓国でも異物除去手術を行っていたが、2012年には美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が名乗りを上げ、頭に大量に残った工業用シリコンを除去する手術を決行。顔の大きさを小さくすることに成功していた。

 この突然の訃報に、手術を担当した高須氏は18日にツイッターを更新。自身が浄土真宗僧侶でもあることから、「南無阿弥陀仏」と追悼していたが、同日放送された『news zero』(日本テレビ系)では、ヘギョンさんの訃報を報じ、「整形を始めたきっかけは日本」と説明。ヘギョンさんが歌手を目指して日本各地のクラブを転々としていた際、闇医者に整形を依頼したことを紹介していた。

 これに対し、高須氏は「扇風機おばさん、日本には何の責任もありません」としつつ、「僕が昭和大学の形成外科眼科美容外科の混成チームボランティアで大量に注入されて容貌と視力を阻害していた物質を除去する手術を行い生活できるようにしてあげだたけです」と、反論。また、当時について「扇風機おばさんは僕とカラオケが大好きでした。僕に感謝していました」と振り返っていた。

 その後、19日に放送された『とくダネ!』(フジテレビ系)では、高須氏の手術の様子が放送された『ザ・ベストハウス123』(フジテレビ系)の映像と、手術後、ヘギョンさんが「私、きれいになりました」と高須氏に感謝している様子を放送していたが、『news zero』は高須氏の除去手術の紹介もなかったために、ネットから「あたかも日本が理由かのような誤解を受ける発言では?」「日本がきっかけって…日本のせいみたいに聞こえる」「せめて日本の高須院長が救ったことも紹介してほしかった」といった声が聞かれていた。

 『news zero』に対し、高須氏は「悲しく思います」と心境を吐露し、「日本の闇医者なるものは日本人ではありません。外国人の闇医者が日本の普通の住居に出張して、すでに集客してある日本在住の人たちに正体不明の物質を注射して格安整形をうたって商売しています。彼らは沢山の犠牲者を出している犯罪者です」と説明していたが、『news zero』の誤解を招くような報道に対し、ネットユーザーからも困惑が広がっている。

記事内の引用について
高須克弥公式ツイッターより https://twitter.com/katsuyatakasu

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