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【放送事故伝説】同じアニメを間違えて2回放送!『サムライトルーパー』事件

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 2019年2月20日、フジテレビが朝の報道番組『めざましテレビ』内のミニアニメ『紙兎ロペ』を前日(2月19日)とまったく同じ内容で放送してしまい、アナウンサーが番組の最後に謝罪するというハプニングが発生した。

 『紙兎ロペ』は、2012年から『めざましテレビ』内で連日放送されているアニメで、放送エピソードが被ってしまった理由は不明となっている。

 今回の『紙兎ロペ』の放送事故に伴い、ネットではとある放送事故について思い出す人も少なくなかったという。それが1988年〜1989年に放送されたテレビアニメ『鎧伝サムライトルーパー』での放送事故だ。

 1988年9月3日『サムライトルーパー』の制作局である名古屋テレビ(テレビ朝日系)はこの日、第18話にあたる「恐怖の妖邪帝王」を放送予定だったが、放送テープのセッティングミスにより8月27日に放送済みだった第17話「明かされた鎧伝説」を二度に渡って放送してしまったのだ。

 担当者達は、すぐに放送された回が先週と全く同じだったことに気がついたが、放送を途中で中止するわけにも、途中でテープを差し替えるわけにもいかず、とりあえず誤ってセッティングした第17話を最後まで放映し、エンディングおよび次回予告時にテロップを挿入することにした。そして、翌週に改めて放送できなかった18話を放送した上で、「先週の『鎧伝サムライトルーパー』で放送済みの作品をまちがって放送してしまいました。本当にごめんなさい。これからも、どうか、応援してください」という番組のメイン視聴者である小学生にもわかりやすい文章で放送。さらに、事故は当時の朝日新聞ほか大手新聞紙上でも報じられたため、アニメ世代ではない多くの世代にも知られる有名な放送事故事件となり、現在でもインターネット上で度々話題に上がっているようだ。

文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)

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