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旧軍の伝統? 今も自衛隊で横行する「壮絶なイジメ」と日本の危機

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提供:週刊実話

 相変わらず、自衛隊では“悪質なイジメ”が横行しているといわれる。その内容は、訓練と称して上官が自分の気に入らない特定の部下を対象にし、殴る蹴るの暴行を行うといったもの。2010年に人事院職員福祉課が明らかにした統計では、自衛官の自殺率が国民平均を45%も上回っていたが、それはあまり“改善”されてはいないという。

 04年に起きた『たちかぜ自衛官いじめ自殺事件』では、訓練航行中の艦内で1人の上官が複数の部下に対し、不法に持ち込んだエアガンを至近距離から何発も撃ち込んだり、腹部を何回も蹴り上げるなどの暴行を日常的に行い、最終的にその内の1人が自殺に追い込まれた。

 「この様な暴行は今も自衛隊内で日常的に行われており、そのほとんどは不祥事に神経質な自衛隊上層部が握りつぶし、全く表沙汰になりません」(軍事ジャーナリスト)

 この悪しき伝統は、最近に始まったことではないらしい。何と戦前の旧日本軍でも“鉄拳制裁”と称し、上官が自分の気に入らない部下を集中的に暴行する事件が、軍隊内で多発していたからだ。

 しかも軍上層部はこの行為を禁止するどころか「上官に服従しない跳ねっ返り者を矯正できる」とか「むしろ逆境に強い兵士作れる」とし、愚劣な暴行を“精神修養”と称し、奨励する始末だったそうだ。

 このときは、もっと深刻な問題があった。例えば太平洋戦争末期には、上官が気に入らない部下を実戦の際に“密かに始末”したり、逆に上官が部下から復讐され“突然、背後から撃たれる”という事件が多発していたからだ。

 もしも今の自衛隊の内情が“旧軍と同じ”であるとすれば、上官と部下の信頼関係など築けるはずもないだろう。例えば近い将来、どこかの国が攻めて来ても自衛隊は“うらみ骨髄の同士撃ち”を始め、指揮系統が収集のつかない大混乱に陥り、日本は簡単に亡国化するのかも知れない…。

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